まっかちゃんのブログ

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ワッハ上方と大阪府「財政再建プログラム試案」

2008-04-13 16:35:03 | 文化・文学・アート
4月11日に大阪府改革プロジェクトチームが「財政再建プログラム試案」を発表しました。大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)について以下の方向性が示されました。
府支出は425,157千円(うち管理運営委託料129,352千円、賃借料283,804千円)で、府収入は0です。見直しの方向性は「他の府有施設等に移転、規模縮小(展示機能及び演芸ライブラリー機能のみ存続)、実施時期は遅くても平成22年度末まで」とあります。見直しの理由は「約5万件の寄贈資料の保存・展示は必要、貸館については他の公共施設や民間施設などによって代替可能、資料の保存・展示、ライブラリーは低コストによる運営が可能」です。
貸館として、演芸ホール(利用率77.9%)、レッスンルーム(同98.7%)、小劇場(同99.0%)があります。利用率=利用(公演)日数÷開館日数
写真はワッハホール(演芸ホール)

ワッハ上方の設置目的は、「上方演芸の保存及び振興を図るとともに上方演芸に親しむ機会を提供し、もって大阪文化の発展に資することを目的とする」でした。展示機能及び演芸ライブラリー機能に加えて貸館が併設されることで初めて目的が達成されると確信しています。賃料、管理運営委託料の削減あるいは移転によって、貸館も含めてワッハ上方が存続できないものかと願っている上方演芸愛好者の一人です。

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