。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

談山神社(たんざんじんじゃ)~談山 と 御破裂山♪

2014-10-06 | 野山を歩く

談山神社へ向かう途上で、少々寄り道をした。
伝飛鳥板蓋宮跡(でんあすかいたぶきのみやあと)を見るべく。
甘樫丘から、いつも見下ろしてはいたが、はっきりと見定まらなかった。

現状から思うに、伸びた植え込みと雑草が邪魔をしていたかもしれない。
ここは、中大兄皇子と中臣鎌足による日本初のクーデター「乙巳の変」の現場とされる。

談山神社境内の左端に登山口を見つけ、御破裂山をめざす。
御破裂って名は、かなり凄味がありおっかない。
御嶽山の噴火とオーバーラップした。

海抜618mなのに、510m徒歩20分とは、これ如何に。
ずっと上り坂をドライブしたことから、かなり高所にいるとの察しはついた。
短距離に気をよくし、歩を進める。
足元から、その一歩から階段なのは嫌な予感。

ほとんど階段続きで、分かれ道まできた。
まずは、わずか30mの談山へ。
うっ、前半より急勾配。
この階段、スイッチ1つでエスカレーターになった、らええのになぁ。
アホなこと考えないで、1段ずつ地道に上がりましょ。

ここで密談した2人が、それを実行に移したのが「乙巳の変」。
談山と、板蓋宮中での蘇我入鹿暗殺とがつながった。
そして、談山神社の名の云われにも納得する。
狭い地に御相談所と彫られた石が立つのみで、樹木に囲まれ見通しはゼロ。
談合には打ってつけの場かも、と思ってしまう。

分岐点へ折り返し、次は御破裂山への坂を上る。
なだらかかと思えば、倒木をまたぐ個所もあったりする。

御破裂山には、ビューポイントの看板があった。
そこからの眺めは、さぞ素晴らしかったのだろう。
いったいいつのことなのか。
今は、木々が邪魔をして途切れた景色しか臨めない。
期待外れ。
それでも、よく知る地形ゆえ、想像をふくらまして遠景をつないでゆく。

さて、下りだが。。。
上り来た急階段を使うのは嫌気がさしていた。
そこで、談山神社(西大門)を指す方向に進む。



極緩やかな舗装道で、往路よりも長距離だがすこぶる歩きやすい。
選択は大正解。

旧妙楽寺での女人禁制は、談山神社になり解かれたとある。
今夏に拝観した室生寺は昔から女性の参詣が許されていたが。



談山神社までは来ようとも、その裏山に上る人は稀有かと思われた。
山道は終始、踏まれた跡がなかったので。
辺りの手入れも久しくなされていないようだし。

談山神社から下りのドライブ。
車窓いっぱいに広がるのは。。。

収獲間近、静かな静かな里の秋。

                                         

 

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