駐車場近くの窓口で入洞チケットを購入し、ケーブルカーの乗り場を目指した。
全国でも珍しい木製の客車が、大滝鍾乳洞入口までを約2分かけて運んでくれる。
上り専用の片道乗車で、戻りはケーブルカー沿いの山道を歩いて下りねばならない。
杉木立の中をゆっくりと進んだ先が鍾乳洞の入口。
酷暑ゆえの人気なのか、かなりの混み具合に嫌な予感が。。。
700mに及ぶ鑑賞コースは狭い上、階段も多く、また滑りやすいため、追い越しは不可能だ。
誰もが一列に連なって遅々と進む。
杖頼りのご高齢男性がいらして、頭上に気をとられ足元がおろそかになった瞬間に、後ろに倒れかかった。
後続の支えがなかったら、とんでもないことになっていただろう。
くわばら、くわばら。
ゆっくりと立ち止まることに気兼ねしつつ、慌てて撮った写真は、ややピンボケっぽい。
地底の滝では日本一とされる落差30mの大滝は、暗闇のかなたから一筋の光が降るように神秘的。
デコレーションケーキ、頷けるネーミングだ。
ひと時の涼をえて、自力で下り坂を歩き出すと瞬く間に汗が吹き出した。
下りきると、鍾乳洞から湧出する冷水を使った流しそうめんや特産品の店がある。
また、奥美濃で一番大きな釣り堀もあり親子連れが楽しんでいた。
釣り糸が切れるまで釣り放題らしい。
周囲が、ここまで賑やかな鍾乳洞は初めてだった。
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