近鉄京田辺駅から『甘南備山』を目指す。
駅前通りをひたすら西へ進む。
途中までは、歩道もないに等しい道を、行き交う車を気にしつつ歩く。
山手に折れ、やっと危険を切り抜けると。。。
そこは、高台を切り開いたと思われる住宅街で、かなりの急坂だ。
おのずと汗が噴き出し、不要な上着を剥ぐ。
やがて田園風景が広がり、登山口まで900mの標識を確認すると、心身がのんびりと解れだした。
登山道入り口に駐車場があり、その先に案内板が立つ。
分岐左手の旧登山道を選んだ。
橋あり階段ありの明るい山道が続く。
地元民の散歩コースになっているのか、多くの人を見かけた。
いよいよ展望台へ。
200m余りの低山とはいえ、遥か京都市内まで見渡せる。
かなりの驚き。
京都タワーが微かに尖って見えた。
次は、双眼鏡をもって来なきゃ、と娘。
最後の力を振り絞ったかのような紅葉が、陽射しを浴びて煌めく。
思いがけない光景に、気持ちまで輝きだす。
展望台から折り返し、管理道路を下る。
なだらかなアスファルト道で、とても歩きやすい。
案内板によれば、山全体に、名前の付いた散策路が巡っている。
ぜひ、別ルートも歩いてみたい、気持ちをそそる山だ。
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