「高山竹林園」を訪れた。
バスの駐車スペースがあるところを見れば、団体客もあるのだろう。
その日は、時折りの雨ゆえか他に人影はなかった。
清かな竹林をゆっくりと一回りし、細雨に濡れたカサを閉じ資料館に入った。
そこでは、お抹茶をいただくだけではなく、点てる体験ができる。
もちろん初体験は逃さない。
抹茶が入った茶碗と茶筌を前にして、説明を聞く。
熱湯を注ぎ、茶筌を垂直に持ち数字の「1」を書くように前後に動かす。
茶碗の底からちょっと浮かすと泡立ちが良いらしい。
茶筌を手にすると、その軽さに小さな驚きを覚える。
1を書くのが意外と難しい。
親指を編み糸の上に当てて持つように言われ従うと、茶筌の動きが安定した。
よく泡立つと苦味が薄らぐそうで、手首の怠さに負けず頑張った。
最後に「の」の字を書いてお仕舞。
美味しく頂戴致しました(*^^)v
床の間に巨大茶釜、茶碗、茶筌のセットが!!
横に先ほどの茶筌を置くと、その大きさが一目瞭然。
しおりにじっくり目を通すと、「奈良県高山茶筌生産協同組合」が管理をし、高山が全国で唯一の茶筌の産地であり、五百年の伝統があると記されている。
竹林、茶筌、お抹茶体験、ここならではの流れだ。
面した庭に向かえば、静やかな雨に竹の葉擦れの音が心地よい。
ぼんやりとそこにいるだけで、素敵気分になれる。
展示室には、流派によって異なる様々な茶筌や茶道具が展示されていた。
熟練の職人技が映し出されている、茶筌づくりのビデオに釘付け!!
素晴らしい!!
新たな知識も得たし、美味しい薄茶もいただけたし、雨天ならではの風情も楽しめたし。。。
大満足のうちに、貸し切り状態の竹林園を後にした。
にほんブログ村から来ました。
写真、綺麗ですね♪
おじゃましました(^o^)/
ご覧いただき、ありがとうございます。
ラーメンマンさんのブログも拝見いたしました。
息子がラーメン好きなので、参考にさせていただきますね。