15時45分、集合場所に出来かけた列に連なった。
誰もが大事にしかっりと手にするのは「15時50分」のチケット。
そこへやって来た一人の女性スタッフが、注意事項を事細かに指摘する。
撮影、録画等の禁止、全てに触れたりもたれたりしない、みたいな事柄だ。
塗料が着衣に付くと取れないとも。
一通りの説明を終えた彼女の先導で、改修工事後の鳳凰堂へ。
特殊な塗料と表現されたが、ベンガラではないのかな。
奈良平城旧跡の大極殿に見られるような鮮やかさはなく、暗い目で厳かさがある。
履物の着脱場として設置されたすのこの両サイドには、数メートルにわたり等間隔に番号表示がなされていた。
脱いだ場の番号を覚えておけば、迷いや間違いは回避できる。
全員(50人くらい?)が堂内に入ると、確保した位置から一歩たりとも動けずに、立て板に水の解説を聞くというか聞かされること10分くらい・・・かな。
自由に思いをめぐらせたい私にとっては、全くおもしろくない時間だった。
お堂を後にする頃、16時10分の人達が列をなす。
20分毎の総入れ替えだ。
かれこれ30年近く前に家族で訪れた時のこと。
夫は買ったばかりの靴を履いていた。
鳳凰堂に入るまでは。。。
出てみると、有ろう事か履き古した見るも無残な一足と取り替えられているではないか。
許せぬショックな記憶がヌッと頭をもたげた。
私は、一部始終を見ていましたよ。
斜陽をうけた鳳凰がキランと輝きを放った。
私も10月に行ったんですが、待ち時間が長いのでパスしました(笑)
色味は落ち着いてていいですね。 平安神宮の鳥居のような色を想像していたので、シックでいいな、と思いました。
友達が午前中にチケットを押さえてくれましたが、平日なのにあの時間です。
2時間待ちなどときた日には、私もパスすると思います。
当分の間は混雑が続くのでしょうね。