青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

寝言で会話

2016-04-04 10:17:46 | 日記
「寝言を言っている人に話しかけてはいけない」と、夫が言っていました。

夫の寝言は明瞭で饒舌です。
起きている間は、特にお喋りな人でもないのに奇妙なものです。一緒に暮らすようになった当初は、本当は起きているのではないかと、ちょっぴり疑ったこともありました。でも、そういう冗談を好む人ではないし、じっと観察すれば狸寝入りか否かはわかりますので、やはり本当に寝ているのです。こちらの呼びかけにも答えてくれるので、まともに会話が成立します。他愛のない雑談ですが、起きている時とはちょっと好むテーマが違っています。私は寝つきが悪いうえに眠りが浅いので、夫の寝言を聞き逃しません。
夫は朝になると、寝ている間に話していたことを忘れています。結構面白いので、夫が寝言を言うたびに話しかけて、翌朝、「昨日の夜も喋っていたよ」と教えると、毎回、上のように文句を言います。「縁起が悪い」のだそうです。「魂が抜ける」とも言っていました。私はその種の話は信じませんので、寝言との会話はやめません。今のところ、魂は抜けていません。

遺伝なのか、娘の寝言も饒舌です。
夫と同じで、翌朝には何を話していたのか忘れているのです。もちろん、私はよく憶えています。私だけが楽しいのです。
先日も「手紙を書いて」と言われたので、翌日にメッセージを書いた絵葉書を渡したのですが、覚えていませんでした。単純に新学年に向けてのエールととらえたようです。
因みに娘は起きている間もよく喋ります。
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