今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

アンボワーズ城のチャペル

2005-03-30 18:40:53 | Weblog
ここは、外も中も立派な彫刻で飾られています。
外観中央の聖母子像にひざまずいているのはアンボワーズの王だそうで、その下にあるパノラマ画面みたいな彫刻は、狩猟の場面だそうです。
とても小さいチャペルで、この写真に見えている、これだけです。でも、とても凝縮された、見ごたえある彫刻は一見の価値アリですよ。
この中にはダ・ヴィンチの墓とされている場所が。それについては2月22日のド・ヴァンシを見てくださいね。(カレンダーを使って移動してみてください。)
このチャペルはもともとは別の場所にあったそうです。戦いで壊されて作り直してって感じのことをガイドさんが言ってました。かつてはもっと大きかったのかも。

アンボワーズのお城

2005-03-30 18:38:11 | Weblog
お城の外観はこんな感じです。
こうしてみるとなんだかちっぽけで、ありきたりの城に見えます。
ロワールの城たち、いろいろ見てると見慣れてくるので、絵葉書だけを見たらどってことないように見えてしまうんです。(だから、ガイドブック見てても「行って見たい欲求」に駆られなくなってくるんです。)
でも、その城ごとにやはり歴史は違い、装飾も違い、一つとして同じ城はありません。

城の前に置かれている三角のモノは、ダ・ヴィンチがデザインしたと言う、有名な戦車の模型です。彼はかなり技術的な面まで考えつくしてデザインしたそうで、これは大人が2人も入ればいっぱいになる大きさなんですが、当時は動力と言えば馬。馬なんて、この中に入れられませんよね。(馬を外に出しておくと、矢が刺さって死んでしまいます。)ダ・ヴィンチは、この戦車のデッサンの横に「馬に代わる、小さくて強力な動力の開発が必要」ってなことを書き残していたそうです。今で言う、モーターの原案がここにあったということです。すっご~い!

その下の写真は、城の塔に上がったときに、城の屋根部分が目の前に見えて面白かったので撮影。
瓦屋根色した部分は、アードワーズという石の屋根。茶色の部分はレンガを組んであります。レンガで模様にしてあるのがとってもきれい。白い部分は、これはこれで石なんですが、この石が取れる地方ってのもあるそうです。
アードワーズの産地(我が夫の出身地)では、家の壁や塀なんかもアードワーズで作っているし、この白い石の産地では、家がこの石で作られてます。この白い石はとっても柔らかくて加工しやすく、それでチャペルに彫刻が沢山なされているんだと思います。
産出する石によって、村の風景や、家のデザインなどが違ってくる。その土地に根付いてるって感じで、とても好ましく思えます。

中華街のフルーツなど

2005-03-30 03:27:57 | Weblog
巨大バナナの話題に続き、またしても中華街のフルーツなどの話題。

パリの中華街に行くと、見た目は普通の日本のスーパーっぽい感じの店でも、売ってる野菜や果物が「ナンじゃコリャ??」なものばかりです。半分くらいは意味不明、用途不明。(一瞬、自分の現在地点を見失うような場所です。)
名前が書いてあっても知らなきゃわかんないんだから、見た目で判断!と思ってじっくり眺めて見つけたニラにはフランス語で「にんにくの葉」って書いてある。え?ニラってにんにくの葉だったの?(謎) そんな状態。

それはさておき。
いっつも気になって仕方なかったコレ。タマリンドってやつ。箱入りで売ってて、乾燥してるのかナマなのかすらわからず。ネットで検索してみたところ、ナマでも3ヶ月くらいもつらしいので、ナマかな?料理に使ったりもするらしいって。気にはなるけど、マズかったら・・・と思うと買えない。見た目もなんとなく・・・ねぇ。なんか、う○こみたいじゃない?(マジで。)
ちなみに、コレの写真のついた缶ジュースも売ってます。

で、その下の、キュウリみたいなヤツ。これもいっつも気になってるモノ。野菜コーナーで売られてるんだけど、キュウリじゃないよねぇ。カクカクしてるし。買って、切ってみるべき?(手は、大きさ比較です。)

その右の、まーるいの。jujube fruit で仏語で検索すると、いっぱい写真が出てきた。でもこれはホホバ油のホホバとは違うよねぇ。ジュジュブとかジュジュベとかって読むんだろうか?

で、さらにその下のふたつ。
左のは見た目からしてチェリモヤっぽい? で、右のは・・・?
(値札に何て書いてあるのか夫に解読してもらったところ、マンゴスチンって書いてあるらしいので、多分これは下段の値段。マンゴスチンがこの下に置いてあったのでしょう。)

アンボワーズの町 2

2005-03-30 02:33:51 | Weblog
これもお城から見た景色。
お城のすぐ足元にあるメインストリートの様子です。レストランやらお土産屋さんやらがズラリと並んでいて、観光客が楽しめる場。こことは違う場所に、地元の人の行くお店が並ぶ商店街もありました。その双方の通りの交わる場所に、女3代で守っているというお菓子屋さんがあります。東京にも支店があるとか。アイスクリームを食べたんですが、美味しかったです。パリと比べると値段も安いし。(パリはなんでも高すぎ。地方の値段は妥当です。)

フランスの田舎って、「山」「平野」「海」って景色が極端に分かれすぎ。どれか一つ選べ、って言われてるみたい。
瀬戸内沿岸で生まれ育ったわたしは、どうしても「背に山、眼前に海」というコンパクトにまとめられた景色に魅力を感じてしまうので、このようなだだっ広い平野はちょっとニガテ。下の写真みたいに、川が見えるとまた感じも違ってくるんだけれど。淡々とした平野は、見てると飽きてきます。
(子どもの頃、関東平野を初めて目にした時に、ものすごくビックリしました。)