町作り研究会(容子の部屋-別室)

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三重でナマコの量産に成功・・・

2008-08-23 21:07:38 | 地方新聞

 
          

三重県桑名市で 稚ナマコの量産化に成功した食品製造会社「ヤマモリ」では、三重県南伊勢町の漁協との共同事業として熊野灘沿岸で育てているそうです。中国ではこのナマコは高級食材として人気の高いそうで・・・今後中国向けなどに年間100億円相当の乾燥ナマコ輸出を目指しているそうです。

 現在日本近海では、乱獲がたたって天然ナマコが採れなくなってきているそうで、この様な「稚ナマコ」から育てることを計画しているのだそうです。

私が驚いたのは、日本では育成法が確立していないそうで・・中国の専門家を招いて、水温調整や餌の指導を受けたそうです。中国ではきっとこの「ナマコ」が珍重されているのでしょうね・・だから早くから人工飼育してきたのだと思います。

中国の専門家の指導の結果・・ナマコ約50匹の卵をふ化させて約20万匹の稚ナマコの量産に成功したとの事で、大量育成の道が可能になった・・といってます。

                                    

食品製造会社「ヤマモリ」では、今後関連会社で産卵、ふ化させて稚ナマコを育成して、その後は漁協が熊野灘沿岸に放流して成長させ、1年半後に関連会社が買い取り乾燥させる・・このような計画の下に平成23年から輸出を始める予定との事です。

日本人の食卓にはあまり乗る事の無い「ナマコ」が中国ではそれだけ需要が多いのですね。それと日本産の方が品質が言いといわれてます。ふかひれ・・なども日本で食べるより輸出の方が多いそうですね・・