豊田通商が大手商社として初めて国内の農業生産に参入するとの発表をしたと聞き嬉しいです。宮城県栗原市と言えばこの間の岩手・宮城大地震で被害が大きかった所ではないかしら?
ここ栗原市で豊田通商の子会社「豊通食料」は7月には、地元農家らと農業生産法人「ベジ・ドリーム栗原」を設立したようで・・・現在の出資比率10%を引き上げ、最終的には、豊通食料が49・5%を保有する筆頭株主として来年から発足するようです。
ここでは、現在パプリカの国内市場は約2万5000トンの内、輸入品が96%を占めるのだそうです。従来から豊通食料は年約2000トンの輸入を手がけるなど、ノウハウがあるのだそうです。将来はトマトなどに作物を広げ、5年後をメドに年約100億円の事業規模とすることを目指しているとの事で、このような動きが各地で広がる事を期待します。
地方の基本産業は なんと言っても農業であり、将来に希望を持てる地元産業が育つ事は若い人にとっても県外に流失を食い止める事にも在ります。
(読売新聞記事参考)