AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

仮想化環境

2014年09月14日 09時15分54秒 | Weblog
先日、Core i5のPCを購入してWindowsXPをインストールしたのだが、LANドライバーがドライバーズCDに含まれていなかったのは実際、ショックだった。BIOSのIDEモードが提供されなくなれば、WindowsXPのインストールはもう無理だろう。

そこで、Linux+仮想化ソフト+WindowsXPを再度試してみた。
LinuxはCentOS6.2(64bit)を使った。最新版は7.0なのだが、手元に6.2があったのと、7.0からサービスの立上げ方が変わったので、ちょっと腰が引けてしまった。今回は仮想化ソフトの試験なので、仮想化ソフトの7.0の対応はまた、別の機会に確認したい。

以前、試してみた時は仮想化環境(VMware Player)とは思えないくらいスムーズに動いて、使っていると、仮想化環境だったのを忘れてしまうくらいだった。
今回、別の安価なPCを使って試験した。VMware PlayerとVM Virtual Boxを試してみた。

VMwareは以前から何度も試験したり、使用していたので、どちらかというとVMware贔屓だったのだが、今回試験してみてがっかりしてしまった。VirtualBoxと比較してかなり重かった。後から気が付いたのだが、以前試したPCはIntel VT機能が付いたPCだった。今回は試験したPCにはこの機能がない。それが原因なのかはよくわからないのだが。

VirtualBoxはVMwareと比較すると軽いのだが、やはりPCの力不足か、マウスの動作がもう一つぱっとしない。マウスでディスクトップ上のアイコンを選択する時、ワンテンポ有効化するのが遅く、未選択になってしまう。VMware、VirtualBoxの動作速度いずれも実用には問題あり、というところだった。なんせ、このPCは仮想化なしで使うWindowsXPでも動作が遅すぎてお釈迦にしてしまった代物だ。もちろん、仮想化で余分に遅くなってはいるのだが。2年前に購入し、当初営業マンが使用していた。配置転換で内勤が使うことになり、スペック不足になってしまい、更新した。

VirtualBoxがよいのは、VBoxManageを使うと簡単に自動起動できるところ。.bashrcなりに下記を追加してやると、CentOSにログインすれば、特に操作なしでWindowsXPが開く。

VBoxManage startvm < ここにuuidまたはvm名>

http://a23187.yorozuyah.com/blog/?p=266

欲を言えば、WidowsXPをシャットダウンすると、CentOSも続けてシャットダウンできれば良いのだが、そこまでは無理だろうか。

もし、仮想化環境で使うPCを購入する場合は、下記を気をつけたいと思う。

1.メモリ
仮想化したWindowsXP(32bit版)にメモリーを4Gを割り当てたいので、PCのメモリは8Gにする。ホストOSはLinux(64bit版)を使う。
2.仮想化支援機能付きのCPUを使う
今回試験した感じだと、以前試験した快適な使用感がなかったのはCPUの仮想化支援機能がなかったためではないかと思う。

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今年、4月から有料版のavastを使っているのだが、これまでウイルス対策ソフト無しで使っていた状態と比べると、面倒なトラブルが多いので、うんざりしている。「ウイルス対策ソフト無し」というのは恐ろしい危ない状態なのだろうが、ウイルス対策ソフトそのものが「ウイルスなんじゃないか!?」と思うことも多い。
インターネットバンキングは専用のPCを用意していて、インターネットバンキングのページとe-TAX、「でんさい」のページしか見ない。また、使い終わったら電源を切ってしまう。銀行推薦のウイルス対策ソフトを入れた上に一応、有料版avastもインストールしている。銀行推薦ソフトは仕方ないにしてもこのPCにavastが本当に必要かと、思ってしまう。

そんなこんなで、「ウイルス対策ソフト」にはうんざりしているのだが、今回仮想化環境を試してみるに当たって、Linuxが通常業務に使えないか検討してみた。販売管理ソフトのみ仮想化環境+WindowsXP(ウイルス対策ソフト無し)で使用してWebには接続しない(DNSの設定しなければつながらない)。メールやホームページの参照はLinux上で行えば安全、ウイルス対策ソフトは必要ない。オフィスはOpenOfficeを使えばよいのでは。なんてことを考えていた。今回購入した複合機はLinux CUPS用ドライバーが提供されている。印刷さえできれば、これも可能かと。

なので、Linux CUPS用ドライバーをインストールしてみた。インストールは簡単に終了して、OpenOfficeからプリンターも見えるのだが、印刷できない。調べてみると、CentOSのバージョン違いで印刷できないようだ。せっかくのCUPS用ドライバーも簡単に使えそうにない。工夫すれば使えるのだろうが、簡単に使えないようだと、実用的ではないのであきらめてしまった。やはりLinuxを日常的なデスクトップとして使用するのは無理か、、、、、
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TOM棋聖道場

2014年09月14日 08時04分54秒 | Weblog
ここ数年、TOM棋聖道場からダウンロードできる棋譜を、なんとかiPadのSmartGo Kifuに直接取り込めないと色々検討してきたが、やっと何とかなった。

http://weiqi.tom.com/

うまくいかなかったのは、こんなことだった。Safariでsgfを開いても中国語の文字コードを含んだテキストが一部しかコピーできなくて、SmartGo Kifuの「マイゲーム」「SGFをペースト」ではゲーム追加できなかった。

結局、開いたsgfのページのURLをコピーして、「SGFをウェブから開く」でURLをペーストしてやれば、追加できることに気が付いた。
中国文字コードの部分は文字化けして表示できないが、棋譜そのものは取り込める。文字化けした棋譜情報は仕方ないので、手修正している。
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