8.雑感
以前は一週間に一度は本屋に行っていたと思いますが、最近はせいぜい月に1回行くかどうかです。そんな状態なので本屋で本と買うということがありません。他の品物にしてもそうですが、買い物はほとんどネットです。本はAmazonで新本、中古本を買います。
ネットで買う本の冊数を加えてみても、本の購入数は非常に減りました。昔はパソコン関係でわからないことがあれば、本屋に行って参考になる本を買いました。文庫本と違って、技術本は結構高いので随分財布が痛んだものです。現在はわからないことがあれば、ネットで調べるので全く技術本は買わなくなりました。新しいことを学習なくなったということもあります。
また、昨年50歳になりましたが、認めたくないにしても徐々に老眼が入ってきて、小さな文字を読むのが何となく苦痛になってきました。それでなくてもド近眼なのに、大金をかけて遠近両用メガネを作る気にもなりません。ということもあって楽しみとしての紙製の本での読書とはトンと遠ざかっていました。読んでも携帯電話でZBF形式の電子ブックを読む程度でした。なので、読みたい本がZBFファイルで提供されていないという状態になってしまった時、本当に困りました。全く本が読めない、読む本がない。
そんな状態で藁にもすがる思いで買ったのがiPhoneでした。しかし、実際にiPhoneを使ってみると、購入した電子ブックは使い勝手がよくありませんでした。iTunesに接続して更新する度にシオリの位置が変わってしまい、読んだところまで戻るのが面倒だったり、文字の大きさが小さめだったり。iPhoneはZBFファイルが表示できないのが本当に痛かった。
そんな最中に 週刊「碁」のiPad用が発売されました。中古のiPadを買って週刊「碁」の方は十分楽しめました。今度はiPadで電子ブックを読んでみました。もちろん文字の大きさは問題ありません。十分大きくなります。こうなると、いろんな本をiPadで読んでみたくなります。
いざ、読みたい電子ブックをネットで捜してみると、ほとんどありません。漫画はかなり充実しているのですが、例えば「眠狂四郎」シリーズを読んでみたいと思っても、電子ブックはありません。文庫本は持っているのですが、文字が小さすぎて今となっては読めません。
昨年(2011年)は電子ブック元年と言われていたように思いますが、相変わらずこれといった進展がみられなかったように思います。少なくとも個人的には電子ブック環境が改善されたとは思えません。仕方なく自炊することになりました。
現在のような出版業界の電子ブックの取り組みははっきり言って自殺行為ではないかと思います。購入したい電子ブックが無い。団塊の世代が高齢化して読書をしようにもタブレットPCで読む電子ブックがない。せっかく延びるはずの市場が育っていません。著作権の問題はもちろん大きいですが、発行した電子ブックに購入者の識別コードを付加するだけで十分なコピーガードができるのではないかと思います。ebookjapanのような完全な管理は普及を妨げていると思います。
以前は一週間に一度は本屋に行っていたと思いますが、最近はせいぜい月に1回行くかどうかです。そんな状態なので本屋で本と買うということがありません。他の品物にしてもそうですが、買い物はほとんどネットです。本はAmazonで新本、中古本を買います。
ネットで買う本の冊数を加えてみても、本の購入数は非常に減りました。昔はパソコン関係でわからないことがあれば、本屋に行って参考になる本を買いました。文庫本と違って、技術本は結構高いので随分財布が痛んだものです。現在はわからないことがあれば、ネットで調べるので全く技術本は買わなくなりました。新しいことを学習なくなったということもあります。
また、昨年50歳になりましたが、認めたくないにしても徐々に老眼が入ってきて、小さな文字を読むのが何となく苦痛になってきました。それでなくてもド近眼なのに、大金をかけて遠近両用メガネを作る気にもなりません。ということもあって楽しみとしての紙製の本での読書とはトンと遠ざかっていました。読んでも携帯電話でZBF形式の電子ブックを読む程度でした。なので、読みたい本がZBFファイルで提供されていないという状態になってしまった時、本当に困りました。全く本が読めない、読む本がない。
そんな状態で藁にもすがる思いで買ったのがiPhoneでした。しかし、実際にiPhoneを使ってみると、購入した電子ブックは使い勝手がよくありませんでした。iTunesに接続して更新する度にシオリの位置が変わってしまい、読んだところまで戻るのが面倒だったり、文字の大きさが小さめだったり。iPhoneはZBFファイルが表示できないのが本当に痛かった。
そんな最中に 週刊「碁」のiPad用が発売されました。中古のiPadを買って週刊「碁」の方は十分楽しめました。今度はiPadで電子ブックを読んでみました。もちろん文字の大きさは問題ありません。十分大きくなります。こうなると、いろんな本をiPadで読んでみたくなります。
いざ、読みたい電子ブックをネットで捜してみると、ほとんどありません。漫画はかなり充実しているのですが、例えば「眠狂四郎」シリーズを読んでみたいと思っても、電子ブックはありません。文庫本は持っているのですが、文字が小さすぎて今となっては読めません。
昨年(2011年)は電子ブック元年と言われていたように思いますが、相変わらずこれといった進展がみられなかったように思います。少なくとも個人的には電子ブック環境が改善されたとは思えません。仕方なく自炊することになりました。
現在のような出版業界の電子ブックの取り組みははっきり言って自殺行為ではないかと思います。購入したい電子ブックが無い。団塊の世代が高齢化して読書をしようにもタブレットPCで読む電子ブックがない。せっかく延びるはずの市場が育っていません。著作権の問題はもちろん大きいですが、発行した電子ブックに購入者の識別コードを付加するだけで十分なコピーガードができるのではないかと思います。ebookjapanのような完全な管理は普及を妨げていると思います。