AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

買ったよ中国製ラジオ

2009年12月23日 16時19分42秒 | Weblog
ラジオのタイマー録音がしたくて、中国製ラジオDEGEN DE1121を購入しました。15年以上前にサンヨーのタイマー付きカセットラジオを使用していましたが、随分前に壊れてしまい「タイマー付きラジオがほしい!ほしい!」と思いながらも購入できないでいました。
今時のことなので、MP3で録音したい。2~3年前そんな仕様でタイマー付きラジオを捜すと日本製で4万円もしました。(メーカーは忘れてしまいました。)ラジオに4万円も払えないので、購入をあきらめた経緯があります。
今回、改めて検索してみると、中国製DEGEN DE1121がありました。

http://www.world-musen.com/p011.htm

韓国製電化製品(液晶ディスプレイ)は購入したことがありますが、中国製電化製品は今まで、購入したことがありません。ちょっと不安ですが、MP3でタイマー録音できて、10,800円は安い。この価格なら購入する気になります。上記ホームページで購入すれば、日本語マニュアルが付いています。購入前にGoogleで評判を調べてみると、使いにくいところもあるようですが、概ね評判は悪くありません。

早速、ホームページから注文して、代金を銀行振込みします。送料込みで12,300円です。入金確認後、中国から発送されます。振込み後、約1週間で到着しました。

到着した箱には日本語マニュアルが入っていませんでした。その旨、ワールド無線に問い合わせると、直ぐに日本語マニュアル(pdfファイル)がメールで送られてきました。

ラジオの表示は中国語なのでよくわかりませんが、だいたいの操作は日本語マニュアルを見ればわかります。また、詳しい使用方法はweb上にもあるので、使用方法については困ることはありません。ただ、やはり日本製を使い慣れていると、「作り方が雑だな~」と思うところがあります。

私の場合は中波放送の録音にしか使用しないので、音質には特にこだわりません。なので、タイマー録音品質は32kbpsで十分なのですが、人によってはそれでは不十分という場合もあるでしょう。タイマー録音品質は32kbpsに固定されています。DE1121は短波、中波、長波を受信できますが、どちらかというと短波、中波に比重が置かれているのか、例えば音楽を高品質でタイマー録音するといったことには向いていません。

使っていて一番不満に思うのはタイマー録音設定の入力画面が非常にわかりにくいことです。入力項目は開始時間、周波数、録音再生の選択、有効無効、音量、録音時間長(最大99分まで)です。録音品質は32kbpsで固定です。この設定画面のカーソル位置がどこにあるか非常にわかりにくいです。カーソルを移動しても前のカーソルが消えません。ということは項目をつづけて入力していくと、カーソル表示が増えていくということです。今、どの項目を入力しているかよくわからないのです。
入力項目の中に、曜日とか日にちはありません。曜日、日にちを決めての録音はできません。「毎日、この時間に」という設定になります。

タイマー録音のメニューは3つ設定できます。この内、どのタイマー予約が有効になっているのか、これまた、設定画面から実際に設定入力画面を表示してみないとわかりません。3つ設定したタイマー予約の内、無効にしているつもりの設定が有効になっていて、思わぬ録音をしてしまう場合もありました。

上記以外の部分についてはおしなべて満足しています。価格が価格なのでそれほど高機能なものを期待していませんが、録音したMP3ファイルをUSB接続でパソコンで簡単に取り込んだり、削除したりできます。非常に簡単です。
音質もラジオをパソコンのアナログ音声入力端子に接続してMP3録音するよりはるかに良質です。メモリーは256Mbyteあるので、32kbpsで録音するのなら十分な大きさです。

日本メーカー品は安心だし、今回、DE1121で不満だった部分は日本製ならおそらく問題になるようなことではないでしょう。しかし、ラジオで4万円は高すぎます。DE1121は作り方が荒いといっても価格は約1万円、従来ならカセットテープで録音するところを、同じ使用感覚でMP3録音できます。ラジオを聞きながら、カセットの録音ボタンを押す感覚で、MP3録音が可能です。元々そういった使用方法が基本なのでしょう。MP3タイマー録音はその上での付加機能といったところです。また、短波ないしは中波のMP3録音を主体にしているので、録音音質は32kbpsに固定されています。この辺りも納得の仕様と言えます。
こういった製品は日本製で手頃な価格帯のものがあってもよさそうに思うのですが、日本メーカーは高付加価値製品にばかり目が向いているのか、少し残念な気がします。
そう思って今日(2009/12/24)、ITproを見ているとこんな記事が。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20091218/342397/
コメント
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