2.パラメトリック移動
図脳SKETCHで重宝していた機能にパラメトリック移動という機能があります。この機能はAutoCADにはないように思いました。パラメトリック移動というのは正方形を長方形にする機能です。
CADを使っていると、「この位置は原点から100の位置だな」と思って作図して寸法を入れる段になって、実は原点から98しかなかったといったことがあります。100の位置の直ぐ近くに何らか交点などがあって、縮尺が小さかったために、間違った交点を選んでしまったという場合です。
図脳SKETCHなら領域を決めて(複数の交点を決めて)移動元、移動先を指定するだけで、この2ミリの補正ができます。AutoCADではどうやってやるのでしょうか? メニューを見るかぎり、こういった機能はないように思いました。
3.φがでない
図面ではφはよく使用しますが、AutoCADでは「の」の字を突き出して、逆さにしたファイしかででこないのですが、やり方が悪かったのでしょうか。
4.円の寸法線が円の外側にしか記入できない
これもやり方が悪かったのかもしれませんが、円に直径寸法を入れる際、円の外側から→←の記入しかできないようでした。図脳SKETCHではケースバイケースで←→と→←を選択できます。
5.図面の縮尺
図面を1:1で書ければ一番良いのですが(制作時にワークの大きさを図面と比較できるので)、実際には多くの場合で尺度が必要です。図面の尺度は1:2ならワークの2分の1です。図脳SKETCHでは尺度を決めるだけでこうなります。AutoCADの場合は表示の縮尺と印刷の縮尺を別々に設定できるので、実際に印刷されたものをワークと比べると、二つの縮尺の積になっています。これは場合によっては便利でしょうが、こと作図についていうと複雑だと思います。
最近はWordなどの文書に図面を直接コピーペーストして文書を作成することも多いようですが、こういった場合は図面の縮尺は意味がなく、単に形状を示せばこと足りるのでしょうが、肝心の図面の印刷で尺度の設定が複雑になるのはいただけない仕様と思いました。
6.数字入力で式が指定できない
図脳SKETCHでは数字を直接入力して位置を決める際、「64/2」などといった式を指定できます。AutoCADではできませんでした。
通常、円筒状物の寸法を図面に記入する際、半径を記入することはありません。直径を指定します。
ほぼ左右対称のもので、中心線上に円筒物がある場合、中心に原点をおいてCADで作図するなら、半径を指定することになります。例えば、直径64ミリのものなら32,-32と指定して直線を引きます。しかし、図面上には32という数字はありません。
入力時、式を指定できるのなら、64/2、-64で済みます。これは意外に便利なんですが、AutoCADでは指定できないようでした。
まあ、とにかく私は図脳SKETCHを使い続けることにしました。
Vistaでも問題なく動作します。
図脳SKETCHで重宝していた機能にパラメトリック移動という機能があります。この機能はAutoCADにはないように思いました。パラメトリック移動というのは正方形を長方形にする機能です。
CADを使っていると、「この位置は原点から100の位置だな」と思って作図して寸法を入れる段になって、実は原点から98しかなかったといったことがあります。100の位置の直ぐ近くに何らか交点などがあって、縮尺が小さかったために、間違った交点を選んでしまったという場合です。
図脳SKETCHなら領域を決めて(複数の交点を決めて)移動元、移動先を指定するだけで、この2ミリの補正ができます。AutoCADではどうやってやるのでしょうか? メニューを見るかぎり、こういった機能はないように思いました。
3.φがでない
図面ではφはよく使用しますが、AutoCADでは「の」の字を突き出して、逆さにしたファイしかででこないのですが、やり方が悪かったのでしょうか。
4.円の寸法線が円の外側にしか記入できない
これもやり方が悪かったのかもしれませんが、円に直径寸法を入れる際、円の外側から→←の記入しかできないようでした。図脳SKETCHではケースバイケースで←→と→←を選択できます。
5.図面の縮尺
図面を1:1で書ければ一番良いのですが(制作時にワークの大きさを図面と比較できるので)、実際には多くの場合で尺度が必要です。図面の尺度は1:2ならワークの2分の1です。図脳SKETCHでは尺度を決めるだけでこうなります。AutoCADの場合は表示の縮尺と印刷の縮尺を別々に設定できるので、実際に印刷されたものをワークと比べると、二つの縮尺の積になっています。これは場合によっては便利でしょうが、こと作図についていうと複雑だと思います。
最近はWordなどの文書に図面を直接コピーペーストして文書を作成することも多いようですが、こういった場合は図面の縮尺は意味がなく、単に形状を示せばこと足りるのでしょうが、肝心の図面の印刷で尺度の設定が複雑になるのはいただけない仕様と思いました。
6.数字入力で式が指定できない
図脳SKETCHでは数字を直接入力して位置を決める際、「64/2」などといった式を指定できます。AutoCADではできませんでした。
通常、円筒状物の寸法を図面に記入する際、半径を記入することはありません。直径を指定します。
ほぼ左右対称のもので、中心線上に円筒物がある場合、中心に原点をおいてCADで作図するなら、半径を指定することになります。例えば、直径64ミリのものなら32,-32と指定して直線を引きます。しかし、図面上には32という数字はありません。
入力時、式を指定できるのなら、64/2、-64で済みます。これは意外に便利なんですが、AutoCADでは指定できないようでした。
まあ、とにかく私は図脳SKETCHを使い続けることにしました。
Vistaでも問題なく動作します。