六枚目のコイン

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今更ながらに自分の因縁のこと

2023年11月12日 07時13分05秒 | 仏教
本日は今年一番の冷え込みらしいですね。
まあ、それは置いといて、
今更ながらに、
自分の因縁について考えることがありました。

前回にも書きましたが、
『密教占星術(禁断の天源術体系)』を読んで、
あらためて因縁というものを考えさせられたんです。

私たちは開祖より因縁の元について、
霊障が原因であると明言されております。
因縁をどこまでも追求していくと、
最後は霊障に行き着くと言われております。

だからこそ、
先祖供養や冥徳供養を進めているわけですが、
『密教占星術』の著者である判田さんは、
それを怨念であると説明されています。

その通りですね。
だから私たちは怨念であるところの、
先祖の不浄仏霊を供養して消滅させているわけですね。

ですが、
これ考えてみると恐ろしいことですね。
それらの解消されない「怨念」が、
私たち一人一人の因縁を形成している。

例えば、
その本の中でも例を挙げて説明されていますが、
代表的なものをあげると、
『家運衰退の因縁』、『横変死の因縁』、『刑獄の因縁』等、
みな先祖やその他者の怨念が元となって、
現在の不幸な運命を創っていると説明してあります。

成仏法と縁のない人が人生を生きていくと、
必ずその持っている因縁のままに、
運命として人生をたどるわけです。

それはもののみごとに〇〇の因縁あり!と判断されたままに、
運命を形成しているわけですから。
これはもう本当に、
ものの見事に因縁のままに人生が形成されているわけです。

かく申す私自身も、
これまでの人生を振り返って、
自分の持つ因縁を繰り返していることを実感します。

それは無事に済んだこともありましょう。
反対に、
あれ?と思うこともありました。

その結果、
自分自身の修行の在り方を振り返って、
至らないところを反省するわけです。

成仏法にご縁をいただいて、
そして、先祖供養をしている。
開祖より正しい行の基本を毎回教えていただいております。

ですが、
なかなか梵行や、戒行であるところの心解脱行については、
なかなか十分というわけにはいかない。

それは一心不乱という心構えがなっていないところがあるわけです。
日々の生活の中で、
自分の因縁、
例えば『家運衰退の因縁』、『中途挫折の因縁』、
などに引きずられて行がおろそかになっていく。

何もない平穏な日々の暮らしに、
いつの間にか行がおろそかになっていく。
そして、
自分の煩悩が出てくる結果、
因縁の表れであるところの出来事が起きる。

そういう悪循環に陥ると、
人はいつの間にか、
成仏法の修行から離れていくことになる。

改めて、
成仏法の有難さを感じるこの頃であります。
しっかりと行を進めていきたいと思うのです。

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