玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

トイレットペーパー症候群か

2010-02-13 13:15:01 | 社会・政治
なぜ民主党議員が小沢幹事長に一言も言えないのか?

これはいろいろ理由があるでしょうが、一つ強引にまとめるなら

万年野党の素人集団民主党が政権を取れたのは、一にも二にも小沢一郎のおかげ。したがって次の参議院選挙で勝つためにも、ここは万難を排して小沢を守らなければならない。政治献金など民主党がもとの万年野党へ転落することを考えれば、取るに足らないことだ。いやむしろ、多少の悪いことでもなんでもあれだけ資金を集められるのは小沢以外民主党にはいない。だから、石川議員や秘書がトイレットペーパーのように小沢の尻拭いをして捨てられるのは名誉なことだ。ウンコでも拭いてもらえるだけでありがたいと思え。

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これは、人間が他から攻められたとき本能的に自己防衛のために何か言い訳をつくって自己保身するときのパターンでもある。

悪いとはしりつつ、民主党、さらには議員の身分を守るためには、小沢幹事長をなにがなんでも守る。

小沢原理主義への現実逃避でもある。

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この原理主義をささえているものは、

・党幹事長として権力(党資金の配分権限、人事権)による支配→逆らえば金もポストも貰えない

・小沢軍団(秘書、書生、研修生、ボランティア、取り巻きジャーナリスト、後援会)の圧倒的影響力と情報力で選挙を支配→さからえば即落選

まさに急所をにぎられて手も足もでない状況ではないか。

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小沢幹事長が政権をとった後に民主党議員にいったことを思い返せば皆さんも納得するでしょう。

・一年生議員は国会に必要ないから地元へ帰って支持者を回れ。

・議員立法はするな。

・陳情はすべて幹事長に回せ。

こう云われてへこへこする議員は、税金から給料をもらって議員として国のための仕事もせず税金泥棒以外の何物か?

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野党時代の発言が自分に回りまわって自分に降りかっても知らぬ存ぜぬで権力に居座るとは、小選挙Ⅸ政党政治のもっとも臭悪さを見せられているものでもある。

トイレットペーパーほども役に立たない小沢チルドレン。

嘆かわしい。