社民党自治体議員団全国会議夏季研修会

8月18日から20日にかけて福島市において、社民党自治体議員団全国会議夏季研修会が開催されています。全国の社民党の自治体議員が約１４０名集まり、３日間研修、議論を交わしています。初日は高田議員団全国会議議長、吉田忠智社民党党首と小川右善県連合代表の挨拶の後、直ちに第１講座で、社民党副党首・参議院議員の福島みずほ講師から「子ども被災者支援法の現状と課題について～原発のない社会をつくるために～」と題し、また、第２講座で社民党福島県連合原発対策委員会副委員長　鈴木利之講師から「福島からの報告～フクシマの現状と課題」について報告があり、その後、多くの議員からの質疑応答で予定の時間をオーバーする熱のこもった内容となりました。２日目の１９日は、第３講座として、バスで原発被災地の現地調査に入っています。午後４時には福島に戻り、第４講座として分散会で被災者の体験報告を受ける予定です。２０日には、宮城県、岩手県の被災地自治体議員の経験に学ぶ第５講座が開催されます。
３年６ヶ月になる原発過酷事故がまったく収束していないばかりか深刻化していること、故郷を奪われた被災者の補償も未来への展望も全く見えないこと、子ども達の健康への不安に真剣に対応していない現実、にもかかわらず鹿児島県川内原発再稼働を強行しようとしている安倍政権の強権的な政治に対して、私たちは現実を直接確認することで国民の願う社会の実現に地方議員団として、それぞれの地域で精一杯の努力をしていかなければならないと思います。