6月8日、会津大学講堂で東京大学大学院教授の高橋哲哉さんをお招きし、いま憲法を考える「憲法改正論の問題点」と題して講演会が開催されました。前段に「被災者の訴え」として、大熊町民の木幡ますみさん、双相の会(南相馬市)の國分富夫さん、富岡町民の遠藤陽子さんから憲法で保障されるべき生存権が奪われている悲痛な実態報告がありました。高橋先生からは、憲法改正に突き進もうとしている安倍政権の自民党の憲法改正草案の恐ろしい条文のポイントについて、わかりやすく説明をいただきました。象徴である天皇を「元首」として、アメリカの戦争に参加出来る「集団的自衛権」、「国防軍」の記述や国民の基本的人権の行使を「公益、公の秩序」により剥奪できること、そして憲法99条~天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ~を書き換え、「全ての国民は、この憲法を尊重しなければならない」「国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重する義務を負う」とし、立憲主義の根本原則である「憲法は国民が権力を縛る」ものから「国家が国民を縛る」憲法に変えてしまうという、とんでもない自民党憲法草案となっている指摘がされました。国家が国民の権利を奪うこれらの攻撃に対し私たちは、参議院議員選挙以降、牙を剥き出しにしてくるであろう憲法の改悪阻止に向け、最大の取り組みをしていかなければならないと思います。まさし
6月8日、会津大学講堂で東京大学大学院教授の高橋哲哉さんをお招きし、いま憲法を考える「憲法改正論の問題点」と題して講演会が開催されました。前段に「被災者の訴え」として、大熊町民の木幡ますみさん、双相の会(南相馬市)の國分富夫さん、富岡町民の遠藤陽子さんから憲法で保障されるべき生存権が奪われている悲痛な実態報告がありました。高橋先生からは、憲法改正に突き進もうとしている安倍政権の自民党の憲法改正草案の恐ろしい条文のポイントについて、わかりやすく説明をいただきました。象徴である天皇を「元首」として、アメリカの戦争に参加出来る「集団的自衛権」、「国防軍」の記述や国民の基本的人権の行使を「公益、公の秩序」により剥奪できること、そして憲法99条~天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ~を書き換え、「全ての国民は、この憲法を尊重しなければならない」「国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重する義務を負う」とし、立憲主義の根本原則である「憲法は国民が権力を縛る」ものから「国家が国民を縛る」憲法に変えてしまうという、とんでもない自民党憲法草案となっている指摘がされました。国家が国民の権利を奪うこれらの攻撃に対し私たちは、参議院議員選挙以降、牙を剥き出しにしてくるであろう憲法の改悪阻止に向け、最大の取り組みをしていかなければならないと思います。まさし
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