3・11原発いらない福島県民大集会！！

3月１１日、あの日から1年が経ちました。死者１５，８５４人、行方不明３，１５５人の犠牲者を出した東日本大震災、そして福島第一原発の事故は全く収束せず、いまだに放射性物質を出し続けています。１年経っても約１６万人の県民が県内外に避難を余儀なくされているのです。
３月１１日、世界で脱原発の集会が開催されました。福島においても郡山市で「3・11原発いらない福島県民大集会」が開かれ、県内外から１６，０００人の市民が集まりました。開会前には、加藤登紀子さんのステージがあり、「人は原発とは共存出来ない」とのメッセージと共に、素晴らしい歌声を披露していただきました。集会では、原発により被災した県民を代表して６人の方からの訴え、ノーベル賞作家の大江健三郎さんからは「原発は人間の倫理に反すること。原発事故をなくすには、原発をなくすことしかない。イマジン（想像）の力で原発なき社会を創造できることなど、素敵なメッセージをいただきました。集会後のデモ行進は、郡山市始まって以来の１６，０００人のデモとなり市民の皆さんに原発全廃と未来の創造を訴えました。※写真は集会会場の開成山球場　　まさし