2月19日、神奈川県の天王町で第1回「福島みずほと市民の政治スクール」が開かれ参加してきました。講師には原発について、これまで警鐘を鳴らしてこられた広瀬隆さんを招き、「福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」と題して講演をいただきました。その中で、事故直後の3月18日の段階でCNNテレビにおいて、「福島原発は今、核燃料の70から80%がメルトダウンし、チェルノブイリと同じレベルの事故である」と指摘したアメリカの原子力技術者であるアーニー・ガンダーセン氏の警告を紹介されました。私も紀伊国屋書店で氏の本を直ちに購入して読みましたが、その内容からは国、東電が説明してきたことが如何に嘘だらけかがわかります。冷温停止という根拠のない原発の原状について、詳しく解説されており、とくに、格納されていない炉心を抱えた4号機について、こう警告しています。今後の地震によりプールの水が抜け「使用済み核燃料プールが煮詰まれば、(ステロイド剤で)強化されたチェルノブイリになる・・・・・10~15年分の核燃料が大気中で燃えるという世にも恐ろしい状況です」「4号機の使用済み核燃料プールは、今でも日本列島を物理的に分断する力を秘めています」と。この記述は、アーニー・ガンダーセン氏の著書「福島第一原発ー真相と展望」集英社新書 2012年2月22日第一刷発行 700円から抜粋しました。さらに、1号機と3号機の爆発の違いから・・・氏は3号機は使用済み核燃料の臨界による爆発と断定、原発周辺や海に核燃料の破片が散らばっていると指摘しているのです。読み終えるまで背筋が寒くなりますが、是非、皆さんも「何が起き、これからどうなるのか」という疑問に応えた米専門家の書籍も読んでおく必要があると思います。
2月16日、18日は福島のグリーンパレスで自治労県本部の臨時大会と地方財政セミナーが開催され、参加しました。特に、地方財政セミナーでは神奈川自治研究センター理事長の上林得朗さんより「2012年度地方財政対策」について、自治労組織内国会議員である江崎孝参議院議員からは「震災復興財源とふくしまの再生」について講演をいただきました。
バレンタインデイに何の関係もありませんが、2月14日にやさしさ夢ネットあいづ第12回総会が開かれました。総会ではこれから1年間の活動について全会一致で確認され、2部の懇親会では、まさしの活動報告やカラオケで会員同士の交流で盛り上がりました。今後のイベント等にご期待下さい!!まさし