おれは人間が嫌いだ。
そりゃあ、おれはうざったいヤツかもしれない。
でもそんなに、あからさまに嫌がらなくてもいいじゃないか。
みんな、おれのことを「消えろ」という感じでにらみつける。
おれはなにもしていないのに、みんなおれに敵意を向けてくる。
こりゃ、理不尽だね。
みんなの中の誰一人としておれに同情してくれたりはしない。
だから、おれは孤独だ。
人間なんて大嫌いだ。
話は変わるけれど、おれはいわゆる「においフェチ」だ。
しかも、普通の人間なら悪臭だと思うような、へビィな臭いが好みなんだ。
主に、腐臭だな。
もしも死体処理の仕事なんて回ってきたら、おれは喜んでやるね。
回ってくるわけないが。
あとはバキュームカーなんかも歓迎するね。
たくさんのウンコを回収するんだ。
普通の人間なら、顔をしかめてイヤイヤやるんだろうけど、おれなら笑顔でやれるね。
今度人間に生まれ変わったら、ぜひやってみたい仕事だ。
おや、いいにおいがする……。
おれはいい臭いにつられて、とある家に侵入した。
木の香りがする木造住宅だ。
臭いの元を求めてさまよう。
と、家の住人がおれを見つけて不快な顔をした。
「ちょっと、お邪魔してます」
そう言いかけたときだった。
突然、視界が暗転し、おれは意識を失った。
「ぶんぶんブンブンうるさいのよね、まったく」
家の住人は、ハエたたきという名の凶器を握りしめたままつぶやいた。
そりゃあ、おれはうざったいヤツかもしれない。
でもそんなに、あからさまに嫌がらなくてもいいじゃないか。
みんな、おれのことを「消えろ」という感じでにらみつける。
おれはなにもしていないのに、みんなおれに敵意を向けてくる。
こりゃ、理不尽だね。
みんなの中の誰一人としておれに同情してくれたりはしない。
だから、おれは孤独だ。
人間なんて大嫌いだ。
話は変わるけれど、おれはいわゆる「においフェチ」だ。
しかも、普通の人間なら悪臭だと思うような、へビィな臭いが好みなんだ。
主に、腐臭だな。
もしも死体処理の仕事なんて回ってきたら、おれは喜んでやるね。
回ってくるわけないが。
あとはバキュームカーなんかも歓迎するね。
たくさんのウンコを回収するんだ。
普通の人間なら、顔をしかめてイヤイヤやるんだろうけど、おれなら笑顔でやれるね。
今度人間に生まれ変わったら、ぜひやってみたい仕事だ。
おや、いいにおいがする……。
おれはいい臭いにつられて、とある家に侵入した。
木の香りがする木造住宅だ。
臭いの元を求めてさまよう。
と、家の住人がおれを見つけて不快な顔をした。
「ちょっと、お邪魔してます」
そう言いかけたときだった。
突然、視界が暗転し、おれは意識を失った。
「ぶんぶんブンブンうるさいのよね、まったく」
家の住人は、ハエたたきという名の凶器を握りしめたままつぶやいた。
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