暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

ダイアリー~マジ日記~ 6月1日

2005年06月01日 17時57分39秒 | 日記系
 6月である。
 6月といえば梅雨である。憂鬱である。紫陽花である。台風である。
 5月末日の昨日、糸井重里氏と村上春樹氏の競作本『夢で会いましょう』を読了した。
 感想は、「こりゃ、二人のファンじゃない人は読んじゃダメだね」だった。
 カタカナの言葉をテーマにショートショートを展開してゆく二人の小説家。
 正直言って、おもしろい作品・おもしろくない作品、てんでバラバラに散りばめられていてビックリした。
 読んでいて分かったのだが、小生はどうも糸井氏の作品が嫌いなようだった。
「また糸井のやつかよ」と思いなら、春樹氏の作品を待った。
 嫌い、と言ってしまうと語弊があるかも知れない。
 糸井氏の作品には彼なりの独特な世界があり、おもしろい作品も多数見受けられた。
 しかしどっちかと言うと、春樹氏の作品のほうが「はずれ」が少なかったと思う。
 いや、たぶんこれは好みの問題だから、どっちが優れているかは判断できない。
 両氏に見られるのは、とりあえず「変」だということだった。
 とんでもなく「変」だった。
 気を抜くと二人のワールドに引き込まれそうなほど、変だった。
 人によっては「こんなのただの落書きよ」というかも知れない。
 そんな危うさが両氏にはあった。
 しかしそれは力量不足ということではなく、思いつくまま書いたらこうなった、といったしれっとした印象だった。
 色んな作風、色んな登場人物・舞台。
 多種多様の世界を両氏は紡ぎ出していた。
 それらに共通するのは「変」というただ1点だった。
 はっきり言って、すごい。
 よくもまぁ、こんなにぽんぽんと問題作が書けるものである。
 呆れるほど感心した。
 そして、自分もやってみたくなった。
「あぁ、またかよ」と思う読者がいるかも知れない。
 なぜならそもそもこの日記(正しくは嘘日記のほう)を書こうと思ったのは、乙一氏の『小生物語』という日記集に感心したためだったからである。
 無理かな、とは思うのだが、たとえ無理でも挑戦してみるのが若い証拠なのである。
 まだ十代の小生、今のうちに色んなことに挑戦するべきである。
 年をとってしまうと、そんな気力もなくなってしまうから。
 そんな小生、いよいよ定期テストが近づいてきた。
 それだけではない。
 なんと、小説のデータを記録していたフロッピーディスクが壊れてしまった。
 最初からタイピングしなおさなくてはならない。
 災難である。災難すぎる。悲惨だ。悲劇だ。
 運命とはなんと非情なものか。
 そういうわけで、2月に完成していた小説はまたいちからやり直しである。
 残念。

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