小説『僕が死にたくなるとき~そして誰もいなくなった~』
いつもだ。
いつもいつでもいつだっていまも昔も……
……そして明日だって。
未来もずっと永遠に未来永劫――死にたい。
でも、それはただの願望だ。望みだ。願いだ。
自己中心的で馬鹿で単純で、明快で。
そいで、そいでいて孤独で、孤高な。
独り善がりだ。
自分だけの世界。
誰とも交わらぬし、信仰相手すらいない。
かといって、己とも親交を。友好を。友愛を。
築こうとしない。
僕がこの世界で最も苦手なヤツ。
それが、自分だ。
自己について分かっているのはソレだけ。
自信。
自己を信頼している唯一の点。
ナルシスト。
いや――ナルシシスト、だったか?
自分だけが特別な存在。
まるで、小説における主人公か語り部。
―――あるいはそう。
作者自身であるかのような。
自分。この僕を、たとえて言うとするなら――黒い穴。
ブラックホールのような「無」、だろう。
だから本来、僕が語られることは、ないはずなのだが……
キミの目には、見えているのかな?
「はじめまして、サヨウナラ」
そしてまたひとり。
彼の存在を見つけてしまった誰かは、殺された。
いつもだ。
いつもいつでもいつだっていまも昔も……
……そして明日だって。
未来もずっと永遠に未来永劫――死にたい。
でも、それはただの願望だ。望みだ。願いだ。
自己中心的で馬鹿で単純で、明快で。
そいで、そいでいて孤独で、孤高な。
独り善がりだ。
自分だけの世界。
誰とも交わらぬし、信仰相手すらいない。
かといって、己とも親交を。友好を。友愛を。
築こうとしない。
僕がこの世界で最も苦手なヤツ。
それが、自分だ。
自己について分かっているのはソレだけ。
自信。
自己を信頼している唯一の点。
ナルシスト。
いや――ナルシシスト、だったか?
自分だけが特別な存在。
まるで、小説における主人公か語り部。
―――あるいはそう。
作者自身であるかのような。
自分。この僕を、たとえて言うとするなら――黒い穴。
ブラックホールのような「無」、だろう。
だから本来、僕が語られることは、ないはずなのだが……
キミの目には、見えているのかな?
「はじめまして、サヨウナラ」
そしてまたひとり。
彼の存在を見つけてしまった誰かは、殺された。
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