ヒイラギナンテン。
ホワイトクリスマスは枚方では望めませんが、ヒイラギナンテンの花が咲いています。
ジャック=マルタン オトテール(1674-1763年)

フランス王国パリ生没。
あまり知られていませんが、フルートという楽器にとって大革命を起こした人です。
宮廷音楽家としてフルートのほかにもファゴット、ミュゼット
宮廷音楽家としてフルートのほかにもファゴット、ミュゼット

を演奏しています。
1719年 「アート プレリュード フルート」というヨーロッパ初のフルート教則本を書いています。
フルートの演奏家として最も活躍し、作曲はフルートの楽器の幅を広げています。
フランス室内宮廷管弦楽団とパリのグランドオペラで初めてオーケストラでフルートを吹きました。
オトテールの引き起こした最も大きな功績は、従来のフルートトラヴェルソを改良したことによるものです。
ルネサンスフルートは、

円筒形でキーが無く、半音を出す時にホールを半分押さえるので、音がくぐもり、音程も正確に出せませんでした。
6つだったホールが7つになりました。

キーが1つついて、円錐形になったことで半音が出しやすくなり、音程がよくなりました。
また、3分割して持ち歩けるようになりました。
この改良がなければ、オーケストラに残れなかったかもしれません。
オトテールフルートで吹かれた演奏見つけました。
オトテールフルートで吹かれた演奏見つけました。