健康食品№1 「小田原名産 精選白梅干」

「医者を殺すにゃ刃物は要らぬ。一日一粒の梅干があればいい」との諺があります。梅干で健康を得たい方の為のページ。

現代からみた益田孝の偉業 前編

2017-10-31 16:28:09 | Weblog
 鈍翁(益田孝)生誕170年を記念して、タイトルの講演会が10月
28日に小田原箱根商工会議所であり、参加しました。講師は石塚
義孝氏(元日本経済新聞記者)。その内容を二回に渡ってシェア
します。

 益田は創業した三井物産を、後継者・団琢磨に引き継いだ後、
小田原で数寄茶を楽しみ楽隠居かと思いきやとんでもない。
地元足柄地方の産業基盤の育成、農業と工業の取り組み、食養学
の実践、経済専門誌創刊等多大な貢献をされている。

Ⅰ 地元足柄地方の産業基盤育成に多大な貢献

(1)富士フィルムの工場誘致を果たす
 ・主力工場の足柄工場は益田の養魚場候補地だった
  当時の大日本セルロイド森田茂吉社長に工場誘致を勧めた
 ・小田原工場は益田の小田原紡績の跡地

(2)掃雲台(益田の小田原邸宅)の研究所で抗生物質ペニシリン
  が生まれる(実用生産方法の発見か?)
  益田、渋沢が設立した台糖が開発

(3)箱根の別荘開発を推進する
 ・箱根登山鉄道(箱根湯本~強羅)建設を支援
  強羅~早雲台のケーブル線の敷設
 ・強羅、仙石原で土地開発や温泉供給事業

Ⅱ 小田原と近隣地で農業と工業に取り組む

(1)掃雲台の邸宅内に農園と缶詰工場

(2)石垣山の農園開発と益田農事の設立

(3)他地区での林業、みかん、牧畜経営
  静岡県・大井川、川根本町で林業。伊東でみかん畑、箱根で牧畜
(4)日本の産業育成のため加工度を高めることが狙い
  農業職員に研究を命じた

 写真は小田原箱根商工会議所です。 小田原梅干し
コメント
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