'16年 里の初秋

　台風が良く来た夏でしたが、秋の装いが見られる昨今です。被害
が良く報道されますが、当地では左程被らなく済んでいます。

　涼しさと共に食欲も戻って来ました。新リンゴもスーパーの店頭
に並んでいますし、幸水の梨も頗る美味い。栗（写真）も間もなく
でしょう。

　自然は色々な被害をもたらしますが、それでも寄り添って生きて
きたと言うのが日本人の自然観ですね。自然は征服の対象とする欧
米の自然観と違って。

　どちらが良くてどちらが悪いと言うのではなく、良いとこ取りが
出来るといいなと思います。受動的で能動面が欠けるだけに。小田原梅干し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

'16年 金時山

　山の日に、金時山を登りました。いつもよりは登山客が少ない様
に感じます。オリンピック観戦に回った方が多かったのでしょうか？
「山の日」制定による経済効果はあったようです。

　曇り空でしたので富士山は見えませんでしたが、避暑の目的は達
せられました。自分のペースで登っていますので。軽装で走って登
る登山者を良く見かける昨今です。

　2000～3000m級の山ですと、小さく可憐に咲く高山植物に出会えま
すが、ここでは少々大きい。それでも凛として咲いて登山者の目を
楽しませる花は愛らしい。 小田原梅干し

'16年 お盆

　お盆も今日で、区切りです。予定の墓参も当たり前のようにこな
し、地域の観音祭も覗いてみました。夜の行事が多く、「夜は寝る
のが仕事。」の私は早々に帰りました。

　「先祖の霊がこのお盆にやって来て、精霊流しや大文字の送り火
で帰って行く。」との言い伝えですね。先祖の霊はこの時だけに限
らず、何時も身近に存在すると思っています。

　即ち、思い出の中に生きていると。良い人は良い思い出の中に、
悪い人は悪い思い出の中に生きている。それで良い人はあの世でも
良い人に囲まれて、悪い人はあの世でも悪い人に囲まれているので
しょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　小田原梅干し

　良い人＝相手に貢献する意図で接近する人。
　悪い人＝相手から何か奪う目的で接近する人。

'16年 金太郎祭り（南足柄市）

　恒例となったタイトルの祭りが今年もありました。動画撮影に行
ったのですが、編集してみると有効な箇所はこれだけ。最短の動画
となりました。何も無いよりはまし、と言うことで掲載しておきま
す。

　それにしても現代の金太郎が何と少ないことでしょう。希少価値
は宝石の如し。大事に大事に扱われている感じです。「そんなこと
では戦争の時には、もう死んでいる。」と言われた我々とは時の隔
たりを感じます。

　「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」ですが、預かっている命
大事に使って行きたいと思う。 小田原梅干し

'16年 小田原ちょうちん祭り

　もう49回目なのだそうです。半世紀前からやっていたのですね。
気が付きませんでした。夏はくたびれるし、花火大会だけでなく、
何かお祭りでもやって元気出そうの発想なのでしょう。

　そこで出て来たのが「お猿のかごや」でお馴染みの“小田原ちょ
うちん”。これだけでは暑さ対策にならず、今では氷の彫刻も登場。

　見るだけでも涼しい。彫りしはホテルのシェッフや調理担当者。
ノミやのこぎりの扱いも鮮やか。

　最初に“ちょうちん”の作成光景、続いて母校の小学生の作品群
が登場ます。氷の彫刻で一時涼んで下さい。　　小田原梅干し