空飛ぶ自由人・2

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豊栄稲荷神社と東福寺

2024年04月19日 23時00分00秒 | 名所めぐり

4月4日のブログで紹介した金王八幡宮参拝の帰りに立ち寄ったのが、
道路を挟んである豊栄稲荷神社(とよさかいなりじんじゃ)。

金王八幡神宮とは対象的に小さな神社。
朱色の鳥居が並んでいるのが特色。


京都の伏見稲荷のミニ版みたい。

鎌倉時代に
金王八幡宮ゆかりの河崎基家の曾孫・澁谷高重によって
祀られたのが始まり。


元々は、渋谷駅近くに鎮座していた「田中稲荷神社」と
道玄坂上に鎮座していた「豊澤稲荷神社」が合祀し、
昭和36年(1961)には現在地に遷座して
豐榮稲荷神社となりました。

境内の右手にある多くの庚申塔は江戸時代のもので
渋谷区文化財に指定されています。
現在は隣にある「金王八幡宮」の兼務社となっています。
祭神は、宇迦之御魂命(倉稲魂命)。

                                                               

 

金王八幡宮の北隣にあるのが、
東福寺(とうふくじ)で、
天台宗の寺院。


山号は渋谷山(しぶやさん)。

1173年創建された歴史あるお寺で、
渋谷区内で最古の寺
本尊は阿弥陀如来像です。
隣接する金王八幡宮を管理する別当寺でした。

参道から鐘楼堂本堂


合掌地蔵尊、歴代住職の墓、栄範・栄傳地蔵などがあります。

梵鐘、薬師如来像、菩薩、不動明王像などは、区の有形文化財に指定されています。

空襲では被害を免れた強運の寺です。

この水はどこから来るのでしょう。

ここが渋谷であることを忘れさせてくれるような、
静かな空気がただよっていました。


                                    



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