今日は、2週間前に行った、前立腺生検の結果を聞く日。
1~2時間は待たせることが普通になっている
この病院では珍しく、
予約時間より前に診察室に。
入るなり、医師が、
「癌細胞は検出されませんでした」。
12本取った検体のうち、
11本からは癌組織は検出されず、
1本だけが、
「組織学的に一部に異型腺管を認めます」とのこと。
異型腺管?
何のことだ。
癌ではないが、グレーゾーンだという。
(帰宅後、ネットで調べると、
「癌の一歩手前状態」と。)
そこで、今までと同じく、
採血でPSA値を調べながら、
急激に増加するようなら、
再度生検をするということになった。
(MRIは不要で、最初から生検するという)
つまり、今までと同じ状態の継続。
実は、今回は「癌です」と告知されるものと覚悟していた。
その場合、
「全摘手術をして下さい。
ダビンチでやってもらえますか」
と言うつもりだった。
そして、入院・手術はいつか、
着替えはどうするか、
今度は医療費上限の手続きをちゃんとしよう、
しかし、今度の手術では、
尿道カテーテルというのを挿入されると聞いた、
付ける時は麻酔後だからいいが、
取る時は、ものすごく痛いらしい、
また、最初の排尿も痛いらしい、
痛いのはいやだ~~~
などと妄想が進んでいた。
前立腺の摘出手術の後は、
後遺症として、2~3カ月、尿漏れがあるというぞ。
おむつをしなければならないか。
そうすると、外出は制限され、映画も観に行けなくなるかも。
映画のサークルには、そう告げなければならないな。
そうだ、手術前には床屋にいかなければならない。
いつにしようかな、
と、更に妄想は続く。
ので、拍子抜け。
まあ、7年前、4年前のMRIでは何の所見もなかったのに、
今回、病変の可能性に言及されたのだから、
体内で何らかの変化が起こっていることは間違いなく、
いつかは医師に癌を告げられる日が来るに違いない。
それまでの執行猶予。
とりあえず、ほっとした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます