同じ映画館で、『母べぇ』と『明日へ遺言』が同時上映されており、夫は山田洋次監督の『母べぇ』を観たいようでしたが、私は原作が大岡昇平ということで迷わず『明日への遺言』を選びました。
この辺に我が夫婦の力関係が現れているかも・・。（＾-＾）
この映画は、ほとんどが法廷場面で占められており、動きは乏しいものでしたが、切なく胸に迫るものがありました。
平日の昼下がりということもあり、観客のほとんどはシニアの方々のようでしたけれど、endingに入っても、誰も立ち上がろうとしません。
そんな館内の様子を見ながら、平和な時代に暮らせる幸せを改めて感じたものです。
地球上から、争いの消える日がくることは無いのでしょうか・・？
