今年は4月に入っても寒い日が続いたせいか、例年より桜の季節が長かったようです。
それでも、さすがに、もう、お仕舞いになるでしょう。
名残を惜しんで、今一度、ご近所の桜を観て来ました。
嬉しい事に、私が住む地域には沢山の桜の樹が植えられています。
大通りであったり、学校の校庭であったり、団地の周りであったり、あるいは病院や福祉施設の中庭であったり・・・と様々ですが、その中でも、公園は筆頭格だと思います。
我が家は道路を挟んで目の前が公園なのですが、この公園の桜も実に見事で、誰かに自慢したくなるほど。 (別に自分の家の桜でも無いのですが)
住宅地の中の公園としては、結構広い面積を持ち、真ん中に川が流れています。
その川の両岸から、枝を川面に突き出すように咲いている桜は、長時間観ていても飽きることがありません。

私が行ったときも、川にかかる橋の欄干から身を乗り出して、身じろぎもせずに桜を眺めている男性がいました。(私と同年配くらい?)
私が園内を一廻りして、再びその場所に戻ってきたときにも、まだ、男性がいて、私と目が合うとにっこりしてくれました。
お互いに知らない者同士ですし、言葉を交わしたわけでもありませんが、何だか心が和み、幸せな気分になりました。
来年も、また、元気で桜を観ることができるでしょうか・・・?
いえいえ、『来年も、絶対に桜を観るぞ!』と、そんなことを目標にして、一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。