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音の印象を語る言葉(再掲載5)

2023年08月17日 | 音を聴く耳

ここ、しばらく、よく投稿しているのですが・・

機器ごとの音の評価とか、音の感想というのを語ろうとするとき

およその共通語やら

およその尺度を表す言葉というのは、確かにあるのですが

では、じっさいどう捉えているかと、いうことになると

各人、いろんないいまわしがあり

同じことをいっていても、つたわらなかったり

もっと、的をえた表現というのがあったりして

おぼろげな実体(実感というべきか)をいかに共通感覚でとらえるか

と、なると、やはり、同じ機器への感想をのべてみると

共通の実聴体験があるので、

ああ、あの音のことだなと判るというのがある。

先日の試聴会でI氏がWADIA6LDとWADIA9(音質改善版)とのひきくらべで

WADIA9の音質については、さすがだと評されるものの

WADIA6LTDのほうが、そういう意味ではあるいは、劣っているのかもしれないがwww

ーWADIA6LTDはかぶりつきで聴きたくなるー

と、いう表現をされていて、この表現に高橋は

「巧い言い回しで、判りやすいし、実際、その通りだ」と感心していた。

ところが、代理も過去にWADIA9(音質改善版)と6LTDにおいて

こう表現している。

WADIA9は航空母艦のような壮大な圧倒感がある。

海中(沖)から出現したゴジラを発見したような驚きといっていいか、畏敬の念にちかい。

一方で、6LTDはミサイルを積んだ戦車のようだと。

それは、自分の近くまで寄ってくることが可能で現実的な恐怖がある。

と、いう書き方だったと思うが

I氏のいうことと、代理のいうことと音質への実感はほぼ共通でありながら

なにが違うかというと

6LTDを客観的にみているか、

主観的に見ているかが違う。

近くまで寄ってくる現実感があるという表現と

I氏にとって、かぶりつきで聴きたい音というこの主観は

WADIA6LTDの音質における立体感や生々しさを双方とも言い表したいのであるがww

I氏の評価はもうこちらの感情と共振するわけで、巧みな言い回しだと思う。

この違いがなにかというと、

先に書いたように、同じ機器を聴いている者同士が、目配せでわかるというもので

代理のほうは

まだWADIA9と6LTDを聴いたことがなかったI氏にむけて

発信した評価のため、感情表現では理解されないものであり

比喩で語ってみた特性の違いだったわけだ。

一方、YBA・ビマックについてのインプレッション(感想)がM氏から届いた。

YBAについては秀麗であるというのも

ビマックについても情報量が並はずれているというのも

I氏もM氏も同じ意見であり、I氏の表現がまた、判りやすい。

縦方向の情報量がすごい。

と、いう言い方で

なぬ?縦方向というのはなんだ?と思われるかもしれない。

これは、昨日のある機器をたとえにするとわかりやすいかもしれない。

ほとんど倍音がでていないのを評して、

6LTDのヴォーカルは声がいくつもの音で構成されていて

(ここで、手の平を左右に振りながら、下方におとしていく)

こ~~んな感じなんだけど

ある機器は一つの音で、すーときかせてしまう。

(ここで、手の平を振らずに下までおとす)

手の平を左右に振る・・水平方向の情報量というのが、こういうことであろう。

なに?それでは、垂直方向の情報量の説明ではないじゃないか?

ごもっとも・・・。

垂直方向の情報量というのは、実はすでに代理が書いているwww

ビマックがビットストリーム方式のため

音の出方は低域から高域まで並んでフラットに一気に押し寄せてくる。

津波(ストリーム)というだけあって

低域も高域も高い一枚の津波の壁のようになって入江の端から端まで高い一枚壁を作って

それが岸まで並んでおしよせてくるのだから

圧倒的な情報量がある。

この津波の壁の高さが垂直方向の情報量ということになる。(のではなかろうか?)

そして、代理としては、

このいっぺんに押し寄せてくる情報量のため

高域・低域などの距離感が薄く、たとえて言えば

オーケストラが一列に並んで演奏し、音の強弱で距離感を作っている感覚をあじわう。

何かの落語で鷺を捕まえるのに

どんどん近づきながら「鷺~~~」と呼ぶ声を小さくしていくと、

鷺は声をきいて、どんどん小さくなっているので

ははあ、人間め、むこうにいきおったな。と、安心してしまうので、

そばによって捕まえることができる。というよた話だが・・・。

ちょうど、そんな風に代理は自分が鷺扱いwwwされてる気分をあじわう。

こういう意味合いでは

ビマックは情報量はすごいのだが立体感が薄い。

立体を構成するX・Y・Zの軸のうちY軸の構成(距離)が弱いと感じるため

立体感が薄い。

奥行といってもいいかもしれないが、これは、鷺奪取法のように

音の強弱で作っているように感じてしまい奥行とは違うというきがするwww

このあたりのことは、

情報量のすごさを表現する音の良さでカバーリングするのか、

圧倒してししまうのか、評価のうちには入ってきていないので

代理としては、

いささか、不安である。

捉え方が間違ってるんだろうか?

大丈夫か?代理の耳!!

****

で、実際

ビットストリームとマルチビットの音の出方の違いというのが、

どうであるか・・・

いろいろ、しらべてみるものの・・・

なにか、メーカーさんは、

「良いところを売りたい」わけで、

素人にわかるように(むろん、代理のことですーことわらなくても判ってるって?)

違いを書いていない。

ビットストリームはなんとかの(はや、忘れてる)スピードが速い。

なんか、それ、すごいの?

と、ひねくれものの代理はまず、そこを疑う。

で、なんで、スピードが必要になるかというのをわかりやすく

イメージしてみた。

ビットストリームは1と0で構成されるデジタル信号を使う。

波形に書いて説明したいのだが、うまく書けない。

しいていえば、Zの反対向きの恰好。

これでは、イメージできない。

で、おもいついたのが、子供のおもちゃ。

丸い円盤の中心に軸をつけ、外枠で支えたものに、いきをふきかけて、くるくる回す。

くるくる回る、看板、でもよいか。

その看板の裏表の右側だけに絵を描く。(左右に回転する)

う~~~ん。

あ、風見鶏・・・その鶏を仮に丸い円盤にする。

両面の片側だけに絵をかく。

例えば、顔の半分とか。

それが、くるくる、まわると顔が全体に見える。

つまり、表の半分は0(無し)半分は1(有り)

裏の半分は0(無し)半分は1(有り)

これをビットストリームとして考える。

0と1の情報なので、ややこしいけどwww

すると、風見円盤がまわらないと話にならない。

じゃ、まわれば、良いかと

ゆっくりまわしてたら、有り(1)と無し(0)しか見えない。

ある程度のスピードでまわさなきゃ、顔全体が浮かんでこない。

つまり、こう考えると

スピードが速いから、すごいのでなく

必須条件でしかない。と、思えてくる。

ところが、逆にマルチビットは

ウェーブなので、どのポイントをとっても実体がある。

まさに海の波をあてはめれば良いと思う。

高い波の時、低い波の時。があり、

高い波の時は波しぶきや太陽の反射で色合いがかわるだろうし

低い波の時は海の底の砂をまきあげているかもしれない。

ときおり、魚がまぎれこんだり(え?)

いつでも、なにかを伝達している。

先の風見円盤でいけばゆっくり動けば、

0か1しかない。

スピードを揚げなければ、半分だけの顔しかみえないし

スピードをあげても、その情報しかない。

あとは、いわば、人間の目(耳というか)錯覚で成り立っている。

 

こういう風にかんがえてみると、

ビットストリームに、距離感や臨場感、アナログ感がでないのは、当たり前だと思えてくる。

で、あるていどの部分。

例えば、16ビットと24ビット(マルチビットの時)

単純に

波のおしよせる回数がちがうので、

しぶきや色合いや、砂や、魚の数も違ってくる。

これが、情報量の違いということになるのだけど・・・

ところが、その情報量はビット数だけで決まらない。

コンデンサやらオペアンプやら、そのほかの企業秘密により

情報を増やせる。

たとえば、WADIAなら2MHz以下の周波数

と、言う具合に

それなりに情報を増やせる。

ところが、ビットストリームも音質という情報はふやせるものの

ほぼ、距離感がでてこない。

しいていうのら、書いた顔の線を太くするとか

色を付けるとか、陰影をつけるとかできると思う。

ところが、どう頑張っても、風見円盤とわかる。

裏表の世界しかないから。

おまけをいえば、軸があるから、そこから、ずれない。

そういう意味で正確無比な音が出てくると思う。

デモ、軸という一定の位置にいるから、距離感がでてこない。

波は波のたかさごと、かえていくことができるので、

ある意味、変幻自在。

それは、逆を言えばCDの情報にあわせられるということになる。

だから、距離感も出てくる。

****

あくまでも、代理のすかぽんたん頭にイメージで

納得させる作業なので、

間違っているとか、変とか

度外視している。

*****

で、代理なりには、なるほど。と、思っている(あほ~~~♪)

 


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