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6LTD(改)Blue 熟成進む。(再掲載2)

2023年10月09日 | 高橋’s・AUDIO

今朝だった。

音の透明度を測るのにちょうど良いのが

森田童子で・・・

ギターの弦が響くあたり

絶品といってよい出来なのであるが。

森田童子の曲は、わりに、夏をイメージさせるものが多い。

(白いマフラー・君のコート・・なんて、フレーズもあるのだが)

雨のクロールとか、

汗をかいて・・

とか・・・

極めつけが、セミの声。

何度、だまされたことか・・

ー近くでセミが鳴いてるーと。

そんなのもあって、高橋もなんとな~~く

冬にあまり、童子は聴いていなかったように思う。

それが、久しぶりにかかっている。

正直、やはり・・・暗いといっていいか・・・

いま、ひとつ、避けてしまうところがあるのだが

やはり、それでも、録音の良さやら

弦の響きやら・・・と、あいまって

聴かせどころのおおい人で

代理もLPは2枚ほど所持していた。

すでに、40年前くらいになるがwww

だから、ある意味、はずせないミュージシャンといってよい。

ところが、今日。聴いて、驚いた。

童子はものがなしいというか、せつない声というか

どこか、声量のなさ(厳密には違うのだが)に思わせるところがあった。

奇麗に透るこえで、なおさら、歌詞がせつなく、きこえてしまうのだが・・・

今日、わずかに違っていた。

このわずかが、大事なのだし、わずかの違いが雲泥の差ということになってくるのでもある。

どういっていいだろう・・・

膨らみ・・含みがあるように聞こえる。

髙橋に伝えると

ーどんどん。かわっていってるーと、いう。

約、2年であるが、ほぼ熟成の域に達しているのに、

まだ、変わる。

(当方の2年は24時間×2年)

膨らみ・・あるいは、声の中の成分がふえて豊かになっている。

むろん、童子の特徴・個性はそのままなのであるが・・・

 

この膨らみ(含み?)がでてきて、気が付いたのは

ーやはり・・暗いといっていいか・・・-と、いう部分が

がらりと変わって聴こえるということだった。

声の中の含みの部分は

低域の響きが広がり音の成分に溶け込んだという感じなのだが・・

これが、

ーせつないーー物悲しいーという部分を

もっと、大きな括弧(  )の中にとけこませてしまう。

括弧は(優しいまなざし)といってよい。

暗い・物悲しい、と、感じた部分に

優しいまなざしがはいると、暗いというものから変質する。

見据えてゆく強さと見守る強さがみえてきて

それが、温かくかんじられてきた。

 

熟成、おそるべし・・・

いや、まだ、かわってくるのだろうけど

人間味がもろにでてきてしまうとは思わなかった。

 


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