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FUSIONとアットネータとそのほかもろもろの話 2(再掲載4)

2023年10月04日 | 高橋’s・AUDIO

来院したFUSIONの音が良い原因として

当方でのOHは無論のことだし

(あくまでも、繰り返しますがOH(全コンデンサ(グレードアップしたもの*グレードを上げりゃ良いなどといういうことでなく、適材適所、コンデンサの性能を見極めたうえでの、グレードの高いコンデンサのチョイスで音がグレードアップするという意味合いです。と、これまた性能の良い半田を使うということで)だけで、元の音より十分に良くなってしまうわけです。

そのOH版のFUSIONで音がよくなってるところに、

アットネータ・サイテーション16+11プリアンプでさらに、心地よい音がでてきているわけです。

が、

真空管CDPというだけで、ここまで音がよくなるだろうか?

と、いう疑問が起きるわけです。

真空管アンプで考えると、かなり色づけされた音・独特な音になってしまい

美しい音だけど、いまいち、自然体じゃないという感覚が残りますが

FUSIONは響きや余韻が自然に感じるため

そういえば、真空管つかってたんだよなというくらい、真空管の個性をなじませているわけです。

と、なると、

真空管の力だけで、音を作りこなしているだろうか?

と、いう疑問がわいてきます。

各社によっていろいろな回路設計

スレッショルドならステーシス回路

ビマックには奇妙なwwフィードバック機構(とっぱらいましたが)

WADIAならデジマスターという具合に

なにやかや音作りに創意工夫しているわけです。

たまに相違工夫やら創痍工夫になってるメーカーもありますがwwww

なにかあるのではないか?

と、おもっていますと、高橋 代理の心を読んだ?

うっかり内緒で自分だけコンビニでおいしいものを買ってくっちゃやばいぞと思いながら

拝聴いたしますと

「FUSIONは機構的に(詳細は省くので、この書き方です)24ビットを作り出している」

え?

ええ?????

それが、音の良い原因なのかとおもっていますと

さらに、目が点になる言葉がきこえてきました。

「マルチビットでなくビットストリームである」

げ?

ああ・・・

これは、すごいじゃないですか。

ビマックのところで触れたように

ビットストリームは音がストリーム(津波)のように

一枚壁で同時に押し寄せてくるという感じがします。

以前の書き方ではミュージシャンやバックの楽器がマイクによってきては歌うという感じで

距離感やら位置関係が音の強弱であらわされているという感じがして

立体感・ホール感がうすく、スタジオで録音しているそのままという感じで

これは嗜好により賛否分かれるところだと思います。

一方のマルチビットは立体感・距離感があるけれど、押し寄せてくる津波のような情報力に欠けるきがします。

ビット数他との関連もあるので一概にいえませんが・・・・。

FUSIONは真空管がWADIAのデジマスターの役目をしているとおもったのですが、

各所・部分まで器用に音を表現していくのは、

すでに、一枚壁の情報力で怒涛のごとくおしよせてくるのを、

真空管が上手に調節して、響きに変えているということになるわけです。

どうりで、細かなところまですんなりと表現する器用さを持っていたわけです。

 

昨今はビットストリーム形式がほとんどで、

マルチビット形式の音作りができなくなっている部分を

ビットストリームの・・・う~~ん 津波の壁を何枚も重ねて

時間的位相を作ることで

マルチビットのような波のパルスをつくるようにしているということなので、

マルチビットの能力は高いでしょうし

以前にもかいたように、アナログとデジタルの違いという面でいえば、

当然、アナログのほうが情報量が多いわけです。

それは、時計でたとえて教えてもらったのですが

デジタルは12:30という風に表示されますが、

アナログの時計は針がしめすことにより、目でみて1時まで30分ほどだなあと

うしろにある状況もしめしていくわけです。

そのアナログに近い音

距離感やら立体感をだしやすいのがマルチビットであるという気がします。

最近のものはともかくも、

ビマックでこの早い時期にビットストリームをつくっていたということに驚かされ

ビマックもおそらく、響きや立体感の薄さを考えて

フィードバック方式をとりこんだのでしょう。

が、これは、周りのシステムがよくなってくると付帯音としてきれいに表現されてしまい

「それ、とってくれないと、きけない」と、高橋にごねましてwwwとってもらってあとは内緒の作業ですが

逆に考えると、FUSIONはこのフィードバック機構にかわる真空管での

響き、距離感をだそうと試みたことにより

距離感の問題はやはりその当時のビットストリーム機構の問題もありカバーできなかったように思いますが

その難点をこえた音・余韻・艶を引き出せたことで

一世風靡したように思いますし、ほかには類をみない音作りです

(と、いうか、まだ、真空管CDPはFUSIONしか聞いたことがない)

壊れやすいという難点がある機器のため

どんどん数が減っている機器でもあります。

大きな問題は放熱性の悪さとLSIの性能(熱への対応が他のLSIより弱い?)ですが

FUSIONをお持ちの方はできるだけ、風通しの良いところで

他の機器からの熱の余波を受けないように設置してほしいと思います。

こういう点ではWADIAの筐体はよく考えて作られています。


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