goo blog サービス終了のお知らせ 

数学

数学全般

三平方の定理より

2009-07-14 09:49:40 | 中学の数学
三平方の定理(ピタゴラスの定理)は「a2 + b2 = c2」ですよね!

有名なのが、
a:b:c = 3:4:5
a:b:c = 5:12:13
です。

32 + 42 = 9 + 16 = 25
52 = 25

52 + 122 = 25 + 144 = 169
132 = 169
より簡単に確かめられます。

ときどき、
√(32 + 42)= √52 = 5
132 - 122 = 52
などが頻繁に使われるので、覚えていても損がないです。


三平方の定理を満たす、整数解は、いくつあるかはご存知ですか?
a、b、c を互いに素とします。(互いに素は、最大公約数が1です。)
答えは、無限にあります。

m、n を正の整数とすると(m、nは互いに素)
a = |m2 - n2|
b = 2mn
c = m2 + n2

m = 2、n = 1 とすると
a = |22 - 12| = |4 - 1| = 3
b = 2 * 2 * 1 = 4
c = 22 + 12 = 4 + 1 = 5
あれ、「a:b:c = 3:4:5」となりました。

m = 3、n = 2 とすると
a = |32 - 22| = |9 - 4| = 5
b = 2 * 3 * 2 = 12
c = 32 + 22 = 9 + 4 = 13
あれ、「a:b:c = 5:12:13」となりました。

m、n は無数に数があるので、整数解は無限にあります。

m = 4、n = 3 とすると
a = |42 - 32| = |16 - 9| = 7
b = 2 * 4 * 3 = 24
c = 42 + 32 = 16 + 9 = 25
「a:b:c = 7:24:25」となりました。


ところで、三平方の定理(ピタゴラスの定理)の証明をご存知ですか?
頻繁に使いますが、意外と覚えていないものです。
ピタゴラスの定理の証明
これの<証明2>が私は好きです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。