声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

海底の墓標

2015-03-31 08:47:23 | 最近の話題
フィリピンのシブヤン海の海底約1000mで

戦艦「武蔵」を発見したというニュースは

当時の事を知る関係者や遺族に驚きと戸惑いを与えている…

そんな記事を目にするに当たり


ふと、以前読んだ本に書いてあった

日本人の死者への弔いの概念が海外のそれと異なるという事を思い出しました。


米の大富豪による引き上げの話が出た時
、海底に沈んだ武蔵の艦内にある

乗組員の遺骨をどうするか…が問題になるのは

はやり、日本人の宗教観が原因だろうと思うからです。


他国の人から見れば、

日本人の遺骨への拘りが不思議で仕方ないらしく

死後何十年も経っているのに

遺骨収拾に行くという事は、考えられないのだそうです。


死者の魂はすでに亡骸を離れているという思想によるものです。


もう一つ、引き上げに反対する人たちに共通するのは、


興味本位で人目に晒されることへの抵抗感です。


戦艦武蔵と一緒に海底で眠っている日本海軍の英霊たちを

今更、起こしてどうする…

そっとしておいて欲しい…という思い、

私が遺族なら、その考えは自然だと思うのです。



元海軍の実父は、

昭和19年の夏頃?呉の第4ドックに、
まるで、高射機関銃をハリネズミのようにたくさん付けた武蔵が、修理の為に入っているのを見たと言っています。

武蔵は当時としては、最新鋭の軍艦だった事は間違いないようです。


今後の武蔵の、処遇に注目しつつ

生々しい記憶を呼び覚ます事で遺族の方々が傷つくことがないよう

静かに見守っていきたいものです。











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フランシーヌの場合

2015-03-30 23:30:41 | 音楽
新谷のりこさんが歌ったのが、私がまだ子供だった頃

当時は、意味も分からず口ずさんでいて

後になって、それが1人の女性の死と関係していることを知り

多感な時期だっただけにショックを受けた事を思い出します。

歌詞は「3月30日の日曜日…」


今日は月曜だけれど、


朝から京浜東北線が人身事故で止まるなどのニュースもあって


ふと、今日は「フランシーヌの命日」

だという事を思い出しました。

反戦歌を大声で歌えたのは、学生紛争の盛んな時代だったからでしょうか…

ヒット曲には時代背景が大きく影響しますね。


今なら、ヒットしなかったかも…

もしかして、世に出ることさえ危ぶまれた?


なぜか、そんな気がするのです。


















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ソロモンの偽証(前編)

2015-03-29 08:55:42 | 映画・ドラマ
昨日、観て参りました。



夫が、初日に観てきて

「考えさせられた、後味が悪すぎる。
でも観ておいたほうがいい」

といっていた映画です。


内容的には、飽きる事なく

上映時間の長さも気にならずに
見終えましたが

久しぶりの映画館だったせいもあるのか

少し疲れました。



あと二週間で後編の上映が始まりますが


う~ん…(~_~;)

どうしようかな…。


率直な感想を申し上げますと、

最近の現実社会で起こる事件のほうが、

実はもっと、不可解でミステリアスだという気がするのです。


ただ、この映画の怖さは

もしかすると、私たちの周りで起こっている事故や自殺などのニュースの背景には

隠蔽された事実が存在するのかもしれない…

と思わせてくれるところでしょうか。


そんなわけで、今のところ、
後編に対しての興味は前編ほど感じていませんが…

もし後編を観に行く場合は、

原作を読んで行くか、
それとも映画を観てから読むか…


どちらにしようかと、迷うところであります。



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竹鶴リタさん

2015-03-28 19:51:50 | 最近の話題

森瑶子さんが、かつて竹鶴リタさんの伝記をもとに書いたフィクションですが、

ドラマが終わる前に、読んだのが間違いでした。(~_~;)



ドラマのエリーさんは、あまりにも
良い人過ぎます。


森瑶子さんの小説に出てくるリタさんは、エリーさんとは違い、かなり気難しい面もあったようですね。


自宅の畳替えのとき、
畳職人が予定時間通りに仕事をしないことに腹を立てたり、

また、養女( エマのモデル)との折り合いも悪く、

しかも、養女は工場の従業員と駆け落ちし、一時期は絶縁状態だったというのを読み、

こちらのリタさんは、

完璧主義者で、融通の利かない面もあったようで、

ドラマのキャラクター設定との違いに驚きました。



森瑶子さんの小説は、

リタさんの故郷への想いをテーマに描かれているので

リタさんの実妹や実母とのやりとりの部分の占める割り合いが、物語の中で多くを占めています。


こちらも、フィクションですから
面白くするために当然、脚色されているとは思いますが、


実際に参考にされたとされる

竹鶴政孝著「ウヰスキーと私」などの文献を見ると

キャラクター設定に関しては、こちらの方が近いのかな?と思えてきます。


そんな事を考えたせいか、昨日も今日も泣けませんでした。(≧∇≦)


ただ一つ同じだったのは、

竹鶴政孝さんとリタさんは、夫唱婦随という言葉が当てはまるほど、

理想的なご夫婦だったこと…。

これだけは、揺るぎない事実だったようです。(*^_^*)






















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朗読の教材

2015-03-28 07:34:33 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
今日は、今年度のFMぐんま朗読講座の最終日。

次回からの朗読講座の題材について受講生の方から

「次は何を読む予定ですか?」

との質問をいただきます。


隔週土曜日に開講中の朗読講座では、

年度始めに、

講師がいくつか教材になりそうな作品を持ち寄り、

比較検討しながら、決定します。


朗読の教材選びのポイントは、

講座の期間内(3ヶ月6回)で、できるだけ読み切れる長さであること、

また長編の場合も、要点を押さえた抜粋をする、

そして一番重要なのは

「声に出して読む」に相応しい内容であるかどうかです。


教材選びには時間がかかります。

つい、読みやすい物を選んで読み始め

(あら、コレいいわね…)

と思っていても

途中で却下せざるを得ない事情も出てくるのが

きわどい内容…


( あぁ、これもダメか…)

例え、長さが丁度でも、あからさまな描写があるものはNG…

これが毎回の悩みなのです。(~_~;)


題材選びは大変な作業ですが、楽しくもあります。


ただ、 以前から気になっているのが

私が選んでくる作品が、かなり偏っているという事。


作家の文体の好き嫌いがハッキリしているので

内容より作家で選んでしまう…(~_~;)


様々な作品を取り上げることで、
朗読の奥深さを味わってもらうための
教室ですので


傾向の似ている作家ばかりでは、飽きてしまいますよね。


その点、他の講師は

さすがに心得ていて、教材選びが的確です。


ちなみに今回の選定で

私が持参した中では唯一、

内田百間を取り上げてもらえることになりました。

(^^;;

FMぐんまアナウンスセミナーの朗読講座は隔週土曜日の午前10:30~12:00開講中です。













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今できる事

2015-03-27 08:19:01 | Diary
昨日のblogにも書きましたが、

年度末にあたり

これまで受けていた地域の役員や
継続的なボランティアの仕事を一旦リセットする事にしました。


もちろん、年に数回の単発のボランティアなどは出来る限り続けます。


いろいろな事を頼まれるのは
嬉しい事です。

ただ、それにかかる時間を作るには大変な労力が要ります。


来年度は今の町で班長が回ってきます。


以前住んでいた町で、役員を引き受け

月に数回ある会議や行事に出てみると

やはり、仕事との両立が難しい面も多々ある事に気づきました。


仕事を理由に私が行事を欠席すると、他の役員さんに、どうしても迷惑をかけてしまいます。


気にしなくていいよ、と言われても気になるのです。(~_~;)


バタバタと落ち着きのない日々の中で
自分は何をすべきかを考えると、

やはり、なるべく無理せずに

本業を長く続けること…


がむしゃらにガツガツ仕事する時期は過ぎましたので、

今は、自分ができる仕事を一つ一つ丁寧に、こなして行くことだと感じました。


これまで以上に体力と気力を充実させて臨まなければならない…年齢でもあります。


立ち仕事は、さすがに疲れを感じますが、

まだまだ、自衛官時代に鍛えた筋肉が役立っているようです。(*^^*)

3年前に病気をして、治療を受けながら仕事を続けたことも貴重な経験です。

その経験をして、改めて仕事が続けられるのは、何より、ありがたい事だと思いました。


今、そんな思いで日々感謝しながら仕事させてもらっています。


さて、今日も午前中3時間のセミナーです。

行って参ります。


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子育てサロン卒業

2015-03-26 17:13:17 | Diary
2年間続けてきた子育てサロンのお手伝いが、今日で終了…。


次の委員さんが決まるまでの3月末が交代のタイミングだったので、


7月末に別の町に引っ越した後も、

月2回、30分かけて通っていました。

委員として…いいえ、それ以上に

個人的に、この子育てサロンが楽しみでした。


慣れ親しんだ公民館とも今日でお別れです。


今日も、顔見知りになった子供たちと
午前中、たくさん遊びました。


サロンに初めて来た頃は、赤ちゃんだった子供たちが、

いつの間にか、しっかりした足取りで歩いていたり、

組み立て式のオモチャを1人で作れるようになったり、

この2年間、子供たちの成長を見るのは何より嬉しいことでした。


その子供たちと、今日でもう会えなくなるのかと思ったら、


急に淋しくなり、


「さよなら」を言えませんでした。


玄関まで、送って行くとき私の口から出た言葉は、

「またね!
今度はお花見ですからね~、また、来てね!」


…でした。


もちろん、次からは町内の新しい委員さんが引き継ぎます。


他の町に越してしまった私は、この町とは縁もゆかりも、

なくなってしまったのです。(T . T)


でも、また何処かで

大きくなった子供たちと逢えることを祈って、

名前は、しっかり忘れないようにしなくちゃ…、


ケイくん、アユムくん、カイトくん、ユウキくん、リリちゃん、サラちゃん、セイラちゃん、シンくん、ミユちゃん、ユイちゃん、タカシくん、ユウリちゃん、


またね!



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ホンネとタテマエ

2015-03-25 08:16:36 | Diary
たまたま、TVを観ていたので

あの瞬間の違和感は、否めません。

首相の「我が軍」発言…です。


一瞬、耳を疑いましたが…


やはりウッカリ失言だったのですね。


それにしても、

首相の発言に即ツッコミを入れるかと思いきや、

野党の議員さま方も、

ヤジ一つ飛ばさず静かにお聞きになっていらしたように感じましたが…


私と同じく「我が耳」を疑っていらしたのか、

それとも、ボーッとしていらしたのか…

(~_~;)

台本にない質問には、時間がかかる??



疲れていたり、気が緩んだりしていると

政治家の皆さまはウッカリ失言をされますよね!


緊張感が抜けているということでしょうか。

人前で話すときは、

ホンネとタテマエを使い分けましょう。

それが、社会人としての常識です。


あっ、スミマセン…


これは、新入社員研修でいうべきコメントでした。

(^^;;

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むかしのおかし

2015-03-23 19:33:05 | Diary
今日の検索ワードで急上昇中の

駄菓子の話題です。(*^^*)



子供の頃の駄菓子で


真っ先に思い浮かべるのが

「下駄の歯」という黒砂糖味の

甘いパン菓子。



それに、口の中でなかなか溶けない

台紙で上げ底にパッケージされた

まがい物の板チョコ、



あとは、ハリスの風船ガム…


膨らましすぎて、

割れたあと鼻やホッペにベチョっと張り付いたガムを

また剝がして、

口の中に入れてクチャクチャやると

ちょっとしょっぱい…(^^;;


それを繰り返すものだから

祖母に、

「みっともない」

「きしゃない」

(汚ない、という意味の石見弁)


と、よく叱られました。


今、思うと本当に不衛生。


それと、


ジェリービーンズ


あの毒々しい色と、シツコイ甘味が


子供の舌に強いインパクトを残していたようで、


たまに今でも、

アメリカ製のカラフルなのを雑貨屋で
見かけると


買いたくなる衝動に駆られます。


でも、今は


見てるだけ… (~_~;)






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シングアウトロッカーズ

2015-03-23 18:04:52 | 音楽
昨夕は、ベイシア文化会館で行われるイベントのラジオ公開録音を見に…。

会場へ向かう途中、

あら?どこかで見かけた後ろ姿が…



ぐんまちゃんは、日曜日もガンバって働いているのですね!

ちなみに私の好物は、
チーズと山芋の味噌漬けです(*^^*)


開場10分前に会場に着くと

たくさんのお客さんでごった返していて整理券を申し込んだリスナーの多さにビックリ。

このイベント
「シングアウトロッカーズ」ですが、

歌が好きな人は誰でも申し込めば出演のチャンスがあるイベントですが、

練習スケジュールが合わない私は、今回も観客席…

せめて、客席で一緒に歌いたいと思って臨んだのですが、

座った場所が悪かった…(~_~;)

スポンサーさんの横だったらしく、

大声で歌うのが憚られました。

ざ、残念…(≧∇≦)


でもステージが始まると、いつの間にか
ニコニコしてくるのです。


だって、ようやく歩き始めたような乳幼児から、70代くらいのご年配の方までの総勢300人もの大コーラス隊が所狭しと歌ったり踊ったり…

それは、とってもパワフル!!


それに加え、三回目の今年は、ハーモニーも充実していて、年々レベルアップしてきているようです。


特に後半のGSメドレーは、

スパイダースやタイガースなどのヒット曲を取り上げていましたが

「♪バンバンバン」などを

GSを知らないはずの若者たちが踊りながら歌うのを聴いて、

懐かしさより、

( この曲って、こんなにカッコいい曲だったんだ…)

と、改めて思いました。


家族や友人、小さな子供連れで出演できるのも、このイベントの良いところです。

アンコールでも歌われたラップ調の
「I Love Gunma feat.上毛かるた」は

会場で一緒に唄っている人がたくさんいましたが、


私が自信持って歌える部分は、
「鶴舞う形の群馬県」くらい…

まだ残念ながら、全部覚えきれていません。(^^;;

練習しておきます。


シングアウトロッカーズ vol.3のon air は、今月29日の19時からだそうです。

昨年のon airでは、

歌を愛する人達の思いが、よく伝わってきました。

今年も、楽しみです。










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