巧みな表現

ビートルズの来日から50年。

先日オンエアされたNHKアーカイブスを観ていて、なんとも不思議な感慨を覚えました。

とても秀逸な番組だと思うと同時に、

その中で、印象的な著名人のコメントがあったので

甚く共感し、急いでメモした私でございます。



ビートルズを撮った写真家の浅井慎平さんの

《過去のものは不意を突かれた時がいい
聴こうと思って聴くのではなく
街角を歩いていた時に聞こえてくるのが良い》

…これは、まさにそうなのです。

ビートルズの音楽だけでなく、過去の様々な音楽が、CMなどで流れてくると一瞬ドキッとする…

過去の名曲は、不意打ちで聞かされる瞬間がたまらなく新鮮です。



武道館公演の様子を記述した三島由紀夫の
ビートルズ見物記では、

ファンの少女達の様子を

《その一人は時々、髪を 掻きむしって前の方へ垂れてきた髪のはじを噛んでいるが、アイラインが流れだしている恨むが如き舞台をじっと眺めている顔は、まるでお芝居の累である。》

と、冷静にスケッチしています。

う〜ん、さすが三島由紀夫…

唸ってしまうほど素晴らしい表現。


…あぁ、わかります。

あまりにも大きな感動に、少女達が感情の処理ができずにいる様子…、

その場所にいながら手を伸ばしても届かない、
そういうもどかしい気持ちもあるのでしょうか。


ちなみに当時の私は、田舎の小学生。

確かにTVのニュースで観た…

映画館のスクリーンでも、来日のニュースを何度も見た(当時の映画館ではニュース番組を最初に流していました)記憶はありますが

なぜ、あんなにオネエさん達が大騒ぎするのか不思議でならなかった…。

その偉大さを知ったのは、ずっと後の事でしたが、

大学時代に新幹線の中に、妹から借りた４枚組のアルバムを忘れてきたのが

今でも苦い思い出です。(~_~;)

Live in Mt.AKAGI

平日の観光客は、とても少なく閑古鳥が鳴いている赤城大沼でしたが

そこの中の一軒のお土産物屋さんで出会った女性スタッフは、

「コレ食べていきなよ！」

「お茶も飲んでみて！」

と気軽に観光客に声をかけます。

何軒か並ぶお土産物屋の中では、ひときわ集客が積極的で、

店の前の道を歩いている人と目を合わそうものなら、

決して逃さない… (^^;;


活気があるのはココだけかなぁ…と思いつつ立ち寄ってみると

「オニイさん、どこから来たの？」

「オネエさん、この佃煮食べてみてよ！」

と見ず知らずの私たちにタメ口で話しかけ、

しかも、義母にまで

「オネエさん、味見してみて！」

と…話しかけたのに少し驚きました。(^^;;


男性は「オニイさん」女性は「オネエさん」
で馴れ馴れしく呼びかける…

この接客スタイルは、昔は比較的どこでもあったように記憶していますが、

最近は少ない…

人によっては不快感を持つからです。

ですが、

私は彼女の必死さに惹かれました。

この寂れた場所で孤軍奮闘、頑張っている…。


「土日は混んでいるでしょ？」

と、彼女に訊くと

「昔はね、昔はよかった…今はぜんぜんダメ」

と、表情が曇りました。


理由は、いろいろでしょう。

①放射能汚染の影響でワカサギ漁の客が減った

②暖冬の影響で沼に氷が張る期間が短くなった

③大沼以外の他の観光地への分散化

…などが挙げられますが、


もう一つ、忘れてはいけないのは

「魅力あるイベントがない」こと。


9月に開かれる予定のヒルクライムは

ゴール地点が、大沼よりずっと手前の「赤城山総合観光案内所」だから

せっかく県外から観光客が来ても、
大沼までは来ない、ということですか？

「観光政策がダメ！」

…と、彼女は憤っていました。


そこで、ご提案です。

大沼には、近くに特設ステージもありますね。

キャンプ場や宿泊施設は、少ないけれどありましたよね？


例えば、あの特設ステージで

コンサートはできませんか？


赤城山ヒルクライムとタイアップして、

ウッドストックのような…
Live under the Sky のような…

野外コンサートやりませんか？

スピーカーや機材費は多少かかりますが、
そんなに難しくはないと思います。

若者だけでなく、

昔、若者だった世代にもきっとウケるはずです。(^^;;

演りたいヒト、この指と〜まれ！！☝

赤城大沼まで

昨日とうって変わって朝から霧雨…
外気温も8℃と低めです。

1日違うと、こんなにも気温が低くなるのでは
身体に堪えます。

昨日は晴れていて良かった…


昨日27日は、義母の86回目の誕生日で、
好天に助けられ、久しぶりに赤城大沼までドライブしてきました。

9月の「赤城ヒルクライム」のコースをゆっくり車で登って行きながら、

義母いわく

「あと5km…って、キツイだろうね！」

「このカーブは急だから大変だね〜」


と、まるで下見しているかのような発言…

さすが感性が若々しい義母、
すっかり自分が運転している気分に…(^^;;


「そうだ！おもいだした…ここはカーブが多いからユキさんが酔っちゃって…」

「私の運転で、ミヨコさん乗せて来たことがあった…」

義母の頭の中では、何十年も前のドライブ旅行の想い出が蘇ってきている様子。


赤城大沼ではお土産物屋さん巡りをしながら帰り際に


「お茶のお仲間と歩いていると、風が吹いてきてみんなで帽子を押さえながら、キャーキャー言っていたら、前の人にジロリと睨まれたんよ」

と、当時の楽しかったエピソードを語ります。


そして、


最後にポツリ…


「あぁ…誰もいなくなっちゃった…」

(~_~;)


想い出は、

歳を重ねるごとに寂しさを伴うものなのですね。


写真は、大沼で買ったお土産。

オシドリの本性

よく◯◯界のオシドリ夫婦…などと言って

仲の良い夫婦を指す事がありますが、

実際のオシドリのオスは浮気性で、

カップルで暮らしていても

気に入ったメスを見つけると、他のメスの後を追ってサッサといなくなることもあるのだとか…。


一見、仲が良さそうでも実態はそうではないというのは、

人間社会の場合、多々ありますが

ホンモノのオシドリと違ってあからさまに浮気をしないのは、

“世間体”という自己保身が働くからです。



経済的に安定した生活が送れるなら、

夫が浮気しようが少々の事は見て見ぬフリをする…そういう妻たちも多いのですが


逆に夫が家事をして、妻が外で働くケースの場合は、どうなのか…


特に、

妻ができない家事や育児、親の介護などを夫に委ねる場合、

申し訳ないという“負い目”が常にあって

少々の事は目をつぶってあげよう…という事になるのでは？


…そう瞬時に思ったのが、

今回の有名女優の夫の逮捕のニュースでした。

浮気に関しての見解です。



ですが、

問題は薬物使用の方…

忙しくて家にいる時間の少ない売れっ子女優の奥さんでは、

気づけなくても仕方なかったのかな…と思うのです。


彼は、妻が留守がちなのをいい事に、

施設入所の義父を見舞うのを日課だといい
妻を利用して起業し事業家として再スタート

世間には、良い夫を演じて見せた…


これは、裏切りというより詐欺なのでは…？


そもそも自分の親ならまだしも、

妻の親の介護のために仕事を引退する…って
美談過ぎませんか？


そういう我が夫も

認知症状が出はじめた私の実父と2年近く同居して、
私が不在の間ずっと食事の世話や買い物、通院を一手に引き受けてやってくれましたが、

自宅介護の間も、施設入所した後も、

毎日、実父から呼び出されるせいでクタクタになっていました。

精神的な負担も多かったはずです。
介護は並大抵の事ではありません。


もしかして、女優の夫は、その介護ストレスの解消のために薬物に手を出した？


それは、あまりにも短絡的すぎます。


でも、

ふとそう思ったのは、あの逮捕時の車の中での開き直った表情です。

何かに怒っているかのような…曲げた口元は
どこか挑戦的にも思えました。

それとも、

薬物のせいで、

妻に申し訳ないと思う冷静な判断力さえも失くしているのでしょうか？

いずれにしても、

奥さんが一番の被害者だとは思いますが…。

(~_~;)


清水由美


※ オシドリの画像は東武動物公園のWebサイトから

http://www.tobuzoo.com/zoo/list/details/62/

エアロスミス

特に私はファンではないけれど

そういえば来日するたびによくコンサートに行っていた息子の事を思い出し


メールすると


さして驚きもしない様子…


以前から、何度もウワサがあると


「またか…」


という気持ちしか起きなくなって


ファンも慣れてくる？


…という事でしょうね。


それとも


「コレで最後だ！」

と言っておいて、

来年、解散ツアーやるためのPR作戦？？


そして、

終わってから


アレは間違いでした。

ウッカリ口が滑っちゃって…。

なんて事にして、


解散も先送りになるとか…？？？



ハイ、それでは皆さまご一緒に…
息継ぎなしで、言ってみましょう！


エアロスミスのケアレスミス
エアバッグの操作ミス
アエロフロートのニアミス



清水由美 🎸

Brexit

EU離脱派が勝利するという結果で終わった英国民投票…。

今朝のNHKの番組の中でも

国民投票に至った経緯についての説明は、とてもよくわかりましたが、

今後どうなるのか、については

経済の専門家や学者もよくわからない…

という印象を受けました。



デメリットの中で

①円高で輸出に打撃、在英企業1000社に影響？

②世界同時株安？

③英国で50万人が失業？


の三点を挙げた専門家の見解を、もう少し詳しく知りたいと思った途端に

時間切れで番組終了…。



今夜9時からのNHK特集を観れば、わかるという事でしょうか？




今回の離脱騒ぎで、

「感情論が先立ってしまった結果である…」

と嘆いている残留派の英国民のインタビューの様子も映し出していましたが、


そういう冷静な判断をしていた英国民が半数近くいる事も

今後、続くであろう内政の不安定な状況を示しています。



それでなくても、

英国車のメンテナンスを請け負っている夫が

「頼んだ部品が届かない」

「頼んだのと違う品番が入っていた」

「発送済みメールが届いたのに、まだ発送していない」

等々…


調子はイイけど、かなりテキトーな対応に

いつもヒヤヒヤさせられた

英国内の取引先部品屋さんに

EU離脱で、どんな影響が出てくるのか…


英国内で50万人が失業…などという事が現実になったら、

これまで以上に部品の安定供給が難しくなるのではないか？

円高のメリットよりも、デメリットの方が大きいのではないかと…

心配なことばかり…。(~_~;)


個人的には、離脱に至った経緯も大事ですが

今後の展開の方が気になるわけで


できるだけ「深読み」より「先読み」の情報をお願いできないでしょうか？


清水 由美

天国への階段

イントロが盗作かどうかで争われていた

ツェッペリンの

「天国への階段」


『米ロサンゼルス連邦地裁の陪審は23日、盗作ではないと評決した…』


という記事を読みました。


長い間の盗作疑惑が、

ようやく裁判で決着という事でしょうか。


問題になった


スピリットの「トーラス」のイントロの部分を改めて聴いてみると、

確かにコード進行が同じ…

でも、この手のコードは誰でも思いつくかも…

という印象を受けます。


例え、ジミー・ペイジがスピリットと共演した際に聞いていたとしても

意図的にパクったとは考えにくい…という事でしょう。


裏を返せば、

よくあるコード進行で、誰でも思いつく可能性がある場合は

盗作にならない？


例えば、某スーパーの

店内BGMは

「帰り来ぬ青春」のメロディーをほんの一箇所だけメジャーに変えただけ、


また、某回転寿しチェーンで流れている

BGMは「おおシャンゼリゼ」のメロディーと酷似、


なぜか、シャンソン…。


コード進行も同じですが、

こっちは、確信犯ではないかと言う印象を与えています。

4小節なら大丈夫だし、シャンソンなら誰も気づかないだろうと思ったのかしら？


パクったかどうかより

きっと、制作側のモラルの問題ですね…。

(~_~;)


清水由美

英国民投票

そわそわしているのは夫…


「なんか関係あるんだっけ？」

と、

ボーッとしながら訊けば


「部品の調達に影響ある」


と、


「あっ、そうか！」


と、

今ごろ気づく鈍い女房…の私。


英国車を扱っていた事を

すっかり忘れていた…。（≧∇≦）


どうなるんだろう…英国民投票。

モスキート音

今年は蚊が出てくる時期も早いようです。

しかしながら、

あのキーンという耳触りな鳴き声に大騒ぎするのは私だけで

夫には全く、聞こえていない事が判明しました。(~_~;)




先だっての合唱コンサートの打ち上げで

同じテーブルで話題になったのが、

モスキート音の事でした。

「コンビニには、若者がたむろしないように流れてるんだってね！」

「我々には聞こえない音なんだよね！」

「耳鳴りの音ならしょっちゅう聞こえるけど」


耳に自信のあるワタクシ、

帰ってから気になって
早速「耳年齢チェック」してみました。


しかし、

youtubeで試してみると

いろいろな基準があるようで

なぜか、『30代以下の人は聞こえません』

…と書いてあるのが、聞こえたり


若い人にしか聴こえないはずの16kHzの音がよ〜く聞こえたり…


どれが正しいのか、よくわかりません。


ちなみに

ホンモノの蚊の鳴き声が聞こえない夫は、

別の部屋で鳴っているケータイの着信音が聞こえないこともあり

耳年齢の老化が著しい様子…



そこで、

つい最近、ワタクシは、

耳の老化の程度を確かめる

“ある方法”を発見しました。



本人の前でニコニコ笑いながら

小さな声で、

悪口を言ってみましょう。



それで、怒らなければ

間違いなく耳鼻科の受診が必要です。(^^;;

エミリーちゃんの…

昔の少女雑誌で

エミリーちゃんという名前に記憶がある人は
私と同世代です。

当時はアイドル的な存在でした。



旦那様のご逝去のニュース…

訃報に、最初に浮かんだのが奥様の事でした。


婚約が発表されたときの雑誌の写真で

初めて、ご主人のお顔を拝見しました。


当時は、お若くて…キリッとした面持ちが印象的な方でした。



息子さんも誕生し

順風満帆な結婚生活を過ごされていると
何かの雑誌で読みました。


子育てしながら、政治家の妻としての役目もこなしていらした…

ご主人の政治家としての活動を陰で支えていらした事も、

時々、女性週刊誌で拝見しました。



エミリーちゃん、

さぞ、気落ちされている事でしょう。

ご主人様の御冥福を御祈りします。