午前中、
ラジオ局1階のデスクにいた40代半ばのニュース勤の男性スタッフは、
64歳以下の接種が始まったばかりだと言うのに、
早々と大規模接種センターで1回目を終えたと言う。
講座を終えて再び1階に立ち寄ると
午後のニュースを担当するベテランの男性スタッフが、
美味しそうな愛妻弁当を食べながら
1回目のワクチン接種が終わり2回目は7月半ばだと教えてくれた…。
それを聞いて、何故か焦った。
周り中が接種をしているのに私は、まだ迷っている…
「病院によっては早くやってくれる所もあるよ。都内では予約が取れないところもあるから受けられるだけでもありがたいよね」
と言われ、
(早いほうがいいかな)
と思い始めたのだ。
抗体ができるのに2週間かかると聞き、
当初考えていた予定では県外出張の日までに間に合わないと言うことに気づいた。
(間に合わないんじゃ意味がない)
そう思ったら、
(別に焦って受けなくてもいいかな)
という気がしていた。
が、
今日の仕事先のスタッフたちの言葉で考えが変わった。
これは“職業意識”によるものか、
それとも集団心理に近いものなのか?
変な話だが、
(早くしなくては…)
と言う意識が、急に芽生えてきたのだ。
検索してみると、確かに病院によって予約状況が大きく違っている。
小さな個人病院などでは、7月6日から予約が取れる場所も多い。
市のHPを見ると予約に空きのある医療機関が並んでいた。
“足りなくなった”
…と一時中断されている都内の大規模接種センターや職域接種の現状と比べると大きな差だ。
もしかして…
地方では、余っている?
しかし、
人間と言うのは不思議なものだ。
「足りない」と言われれば焦る。
コレじゃぁ、まるでマスク騒動と同じじゃないか。
都内で接種待ちをしている高齢者や
若者を思うと、
複雑な心境だ。
(ー ー;)