子供の頃、
山陰地方の小さな町で育った私の場合、
桜餅といえば、
長命寺餅とも言われる関東風の桜餅でした。

薄いクレープ状のもっちりした皮に
包まれた上品なこしあんを
もったいぶってちょびちょび食べていたのを覚えています。
そして、
今思えば、とてももったいない事ですが
あの塩漬けの桜の葉っぱを、わざわざ
剥がして、
捨てていたのですね。(^^;;
子供の味覚が、そうさせたのか
甘いものと塩っぱいものを一緒に食べるのを嫌う?母の好みが
そうさせたのかは不明ですが
我が家の場合、
葉っぱを捨てるのは、ごく当たり前の事のようでした。
道明寺を初めて口にしたのは、
ずいぶん後になってからですが、
こっちは関西が起源で
道明寺粉を使うのだそうですね。

その時に思ったのです。
( 道明寺は葉っぱと一緒に食べるものだ )
と。
だって、手掴みでは食べにくいし
葉を剥がせば形が崩れやすくなりますものね。
味も、
クレープ型に比べて、やや甘みが強い?印象があります。
今は桜餅といえば両方を思い浮かべますが、
不思議なのは
私の故郷、島根県西部で
関西風の道明寺桜餅ではなく
なぜ、
関東風の長命寺桜餅が当たり前のように食べられていたのか…
ということです。
もしかして道明寺粉が手に入らなかった?
いえいえ、調べてみると
山陰地方の長命寺桜餅の起源は
茶人としても知られる松平不昧公にありました。
参勤交代で江戸から島根に持ち込んだようです。
不昧公といえば
山陰銘菓「若草」と「山川」ですが
お煎茶に良く合うお菓子として知られていますね。
島根の桜餅の起源は、お殿様にあり…
なのでした!
山陰地方の小さな町で育った私の場合、
桜餅といえば、
長命寺餅とも言われる関東風の桜餅でした。

薄いクレープ状のもっちりした皮に
包まれた上品なこしあんを
もったいぶってちょびちょび食べていたのを覚えています。
そして、
今思えば、とてももったいない事ですが
あの塩漬けの桜の葉っぱを、わざわざ
剥がして、
捨てていたのですね。(^^;;
子供の味覚が、そうさせたのか
甘いものと塩っぱいものを一緒に食べるのを嫌う?母の好みが
そうさせたのかは不明ですが
我が家の場合、
葉っぱを捨てるのは、ごく当たり前の事のようでした。
道明寺を初めて口にしたのは、
ずいぶん後になってからですが、
こっちは関西が起源で
道明寺粉を使うのだそうですね。

その時に思ったのです。
( 道明寺は葉っぱと一緒に食べるものだ )
と。
だって、手掴みでは食べにくいし
葉を剥がせば形が崩れやすくなりますものね。
味も、
クレープ型に比べて、やや甘みが強い?印象があります。
今は桜餅といえば両方を思い浮かべますが、
不思議なのは
私の故郷、島根県西部で
関西風の道明寺桜餅ではなく
なぜ、
関東風の長命寺桜餅が当たり前のように食べられていたのか…
ということです。
もしかして道明寺粉が手に入らなかった?
いえいえ、調べてみると
山陰地方の長命寺桜餅の起源は
茶人としても知られる松平不昧公にありました。
参勤交代で江戸から島根に持ち込んだようです。
不昧公といえば
山陰銘菓「若草」と「山川」ですが
お煎茶に良く合うお菓子として知られていますね。
島根の桜餅の起源は、お殿様にあり…
なのでした!