森瑶子さんが、かつて竹鶴リタさんの伝記をもとに書いたフィクションですが、
ドラマが終わる前に、読んだのが間違いでした。(~_~;)
ドラマのエリーさんは、あまりにも
良い人過ぎます。
森瑶子さんの小説に出てくるリタさんは、エリーさんとは違い、かなり気難しい面もあったようですね。
自宅の畳替えのとき、
畳職人が予定時間通りに仕事をしないことに腹を立てたり、
また、養女( エマのモデル)との折り合いも悪く、
しかも、養女は工場の従業員と駆け落ちし、一時期は絶縁状態だったというのを読み、
こちらのリタさんは、
完璧主義者で、融通の利かない面もあったようで、
ドラマのキャラクター設定との違いに驚きました。
森瑶子さんの小説は、
リタさんの故郷への想いをテーマに描かれているので
リタさんの実妹や実母とのやりとりの部分の占める割り合いが、物語の中で多くを占めています。
こちらも、フィクションですから
面白くするために当然、脚色されているとは思いますが、
実際に参考にされたとされる
竹鶴政孝著「ウヰスキーと私」などの文献を見ると
キャラクター設定に関しては、こちらの方が近いのかな?と思えてきます。
そんな事を考えたせいか、昨日も今日も泣けませんでした。(≧∇≦)
ただ一つ同じだったのは、
竹鶴政孝さんとリタさんは、夫唱婦随という言葉が当てはまるほど、
理想的なご夫婦だったこと…。
これだけは、揺るぎない事実だったようです。(*^_^*)