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日々の生活を思いつくままに綴っていきたいと思います。

法事に

2012年11月25日 | 身内

先週の日曜日(18日)に主人の母方の実家で法事があるので義妹2人と私で広島へ行って来ました。

法要が営まれるのが午前11時と言う事で朝早く出発です。

新幹線、在来線、そしてタクシーに乗り換えて現在は主人の従姉妹さんが跡を継いでいる家に向いました

タクシーに乗って車窓から見える風景は山に囲まれた長閑な雰囲気が

♪兎追いし かの山~♪ の ふるさと の歌がピッタリな所です

故郷を持たない私はここが好きで今までも何度か訪れています。

  

在来線を降り立ってからの道のり、以前は道幅も狭くタクシーに乗ってからも大変だったのに

今は大きな道路が完備されて従姉妹の家にとても行き易くなりました

 

主人の母方の実家に到着。 義妹二人が前を歩いています

  

現在、跡を継いでいる従姉妹さんは三姉妹の長女、今回の法事はその三姉妹の父親の七回忌です。

主人の叔父にあたる人の法事ですが、私と主人が結婚した当初から広島の叔父さんと叔母さん(ご健在です)

には特に可愛がって頂いたので、今回の法事に是非にと参加させて貰いました。

私達が従姉妹さんの所に着いた頃には親戚の方達皆さんがもう見えていました。

 

法事が無事終わり食事も済んだ頃に小学生位の子供さん10人程が従姉妹さんのところにやって来ました。

暫くすると、その子供さん達が 帰って行くのが見えました。

何があったのか分からず尋ねると “いのこさん” だったと言うのです

「 “いのこさん”って?」と尋ねると「lilyさん、 “いのこさん” 知らないの?」とのことで

現在主人の母方の実家を継いでいる従姉妹さんの妹(次女さん)が “いのこさん” は一軒一軒廻るのでと

「lilyさん、良かったら私の家にも来てくれるので見る?」と言ってくれたので

すぐ近くに住む次女さんの家まで行きました

 

間もなく子供さん達が次女さんの家まで来て伝統行事 “いのこ” の始まりです。

子供さん達が丸い石にかっちりと紐が付いているのを各自がそれぞれ一本づつ紐を手に持ち

♪ いのこの~~~(何とか かんとか)?♪ って訳の分らない節回しで言いながら石を地面につけていました。

言っている言葉など分らなかったけれど見ていて私は楽しかったです

  

ここで生まれ育った人達は小学生の頃、全員が体験しているとの事です。

その行事は5分位の短い時間だったと思うのですが終わると子供さん達は挨拶をして帰ろうとしていました。

その時、一人の女の子が重そうに、その紐の付いた石を担いで次の所に行こうとしている時に

「一度 持たせてくれない?」と次女さんが言って持たせてもらっていました。

   本当に、とても重そうでした

そして子供さん達が帰った後に次女さんが「丁度、今朝皇帝ダリアが咲いたので見て!」との言葉。

驚きました  先日ビオラさんのブログ ♪屋根より高い~で皇帝ダリアの事を知ったばかり

次女さんもビオラさんと同じく今年初めて植えたとのことです。

背が高くなると聞いていたので家の庭にある電柱の側に植えたのとことでした。

    ← 次女さん家の皇帝ダリア

次女さんの家から長女さんの家に戻ると義妹2人以外の親戚の方達は帰られていました。

会いたかった叔母さんとも、この後ゆっくり話が出来、お元気な姿も見れて本当に嬉しかったです

 

私達は帰りの時間を調べて貰って、それまで女性6人で楽しくおしゃべりタイム

義妹の一人が写真嫌いなので義妹の前では写真撮るのをひかえていたのですが、

帰る時間前になった時に長女さんが「全員で写真を撮ろうよ」と言ってくれたので

この時とばかり私のデジカメにも写して貰う様に頼みました

叔母さんを囲んで残っている者だけでの写真ですが写真を撮ることが出来て良かったです

写真を写して貰って間もなく長女さんに在来線の最寄の駅まで送って貰い帰路に着きました

義妹2人と私の3人で出かけたのは初めてだけど私より3歳上の義妹と同じ歳の義妹

年齢も近いこともあるけれど結婚して40数年経つとお互い実の姉妹に近い関係になっているように思えました

 

帰ってから“いのこさん”の事が気になったのでネットで調べて」みました。

“いのこ”は“亥の子”と書くとの事で旧暦10月の亥の日に毎年行われる年中行事。

“亥の子の祝い” ”亥の子まつり” とも言われていて主に西日本で見られる

行事の内容としては亥の子餅を作って食べ万病除去・子孫繁栄を祈る

子供達が地区の家の前で地面を搗(つ)いて回るなどがある とのことでした。

 

広島の叔父さんの法事の日が 年に一度の “亥の子さん” の日だったので

伝統行事が見れて良かったです

生前叔父さんから受けたご恩は決して忘れません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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