先日、新聞で興味深い記事を目にしました
“ ゲーセン 憩う高齢者 ”
ゲームセンターで、夫婦連れで遊んだり、客同士で会話を楽しんだりする高齢者の数が増えている。
他のレジャー施設より、比較的安く、長時間遊べることが理由なようで、
若者が集まるイメージが強かったゲームセンターは、今や高齢者の新たな 「 居場所 」 になっている。
近所づきあい苦手? / 地域で孤立防いで
安達正嗣・千里金蘭大教授( 老年社会学 )の話
「 核家族が進み、夫婦だけで長時間家にいると互いに息が詰まるという人もいる。
また、団塊の世代の中には仕事一筋に生きてきて、近所つきあいが苦手の人も多い。
最近はパソコンやテレビゲームになじんだ高齢者も多く、ゲームセンターに抵抗なく行けるのではないか 」
横飛(よことび)信昭・愛媛大名誉教授( 地域社会学 )の話
「 今の高齢者は元気で多趣味な人が多く、ゲームセンターに行く人が増えているのも理解できる。
ただ、のめり込み、そこでばかり時間を過ごしてしまうのはどうかと思う。
地域での孤立を防ぎ、防災面での連携を深めるために、地元とのつながりも大切にすべきだ」
讀賣新聞 2011年(平成23年)5月30日朝刊に掲載より
この記事を読んで私がまず驚いたのは、近所づきあいの苦手な人が “ 我が家の主人だけではない ”ことです
私は、この記事の内容に関連して、我が家の主人を当てはめ考えてみました
主人も私も団塊世代より上の年齢ですが、主人世代も仕事一筋に生きてきた人が多いと思います。
現役時代の主人は、家庭のことは完全に私に任せ切り、ご近所の方とは挨拶をする程度でした。
営業畑出身の主人なので人当たりはとても良いのですが、近所づきあいが苦手と言おうか、人付き合いが大の苦手です
そんな主人に特別趣味はなし
なので、惚けては大変!と定年退職した折に、家で退屈しないようにと息子がプレイステーション(テレビゲーム機)を、
娘がそのゲームを父親にプレゼントしたことから、主人とテレビゲームの付き合いが始まりました
主人のするゲームは、囲碁・将棋・麻雀・テトリス・脳トレなどです。
それからというもの、主人はそのゲームが気に入り、日中の殆どの時間をそれに費やすよう(現在に至る)になりました。
つい1週間前には3代目のプレステを買うことになったのですが、主人が元気でいてくれてることを考えれば、
このテレビゲームは “ 指の運動・脳の活性化 ” にもなるので、健康に感謝して家からのプレゼントです
3代目プレステとゲームです。
(主人、節電の為かプレステ使わない時はコンセント抜いていました。)
趣味は特別なしと書いた主人ですが、今ではテレビゲームが趣味と言えるかも知れません
だからと言って先述した 『 ゲーセン 憩う高齢者 』 のようにはならないと思います。
主人はとにかく人の中に入っていくのが苦手なので・・・。
ゲームセンターも上手く使えば楽しい趣味になるのかもしれませんが、
私からは “ ゲームセンターで遊ぶ主人 ”というのは思いつかないので、多分今後もそうはならないでしょう。
ただ 地域での孤立を防ぎ、防災面での連携を深めるために、地元とのつながりも大切にすべきだ とあるので、
人付き合いが苦手な主人には到底無理と思われますが、どうにかその対策を考えたいものです
主人の性格を今更変えることは出来ないので、我が家は我が家なりにやっていくしかないですよね
出不精の主人だけど、先日みたいに近くで身近に行けるところを探して、連れ出すのが先決なのかも
一つの記事から、結局は主人の今後のあり方についての記事になったけれど、
主人が元気に機嫌良くしてくれる事で、主人はもちろん私も子供達も幸せを感じています
今、庭に咲いている花たち。 偶然にも紫色ばかりと気がつきました。