一昨日の29日は、大井町のイーラウンジにて、「Stas&Mihokoアコーディオンコンサート」が無事終了しました。
これまで、たくさんのライブをやってきて、いろいろお客様からいい反応をいただいたことはありましたが、今回のコンサートほど、皆さんから絶賛していただいたことは、数少ないかもです。
会場は、早くから予約が埋まっていたので満席。ご予約本当にありがとうございました。
下の写真は、最後の全員のアンサンブル写真。
正直今も興奮冷めやらぬところです。
前半の私のソロは、「ホウダウン」「シチリアーノ」「展覧会の絵より」「白いカフェ」「ガンキノ・ホロ」。
これほどみなさんからお褒めの言葉を頂いたコンサートになったのも、
今回のコンサートのメインゲストのアメリカ在住バヤニスト、スタス・ヴェングレフスキーさんの素晴らしい演奏と、フレンドリーでユーモアある人柄。彼のステージはどれほど皆さんを幸せな気持ちにして下さったか。今つくづく実感しています。
演奏は緻密でしかも豊かな音楽性。
もう、これまでのアコーディオン(バヤン)演奏で私が最も感動した人のお一人です。
バヤンの弾き方は、アコーディオンと少し違うのがわかりますね。
特に大いに盛り上がったのはスタスさんと、私のデュエットのはじめ。
即興パフォーマンスでフランスミュゼットを次々とメドレーで繋いでいきます。例の先日のリハーサルのときの再現です。
実はこの流れは、思わぬハプニングから始まりました。
スタスさんのソロのMC中に急に誰かの携帯のアラームが鳴り、とまらない💦 ピピピ、ピピピ、という音。
絶対音感のあるスタスさんがその音をキャッチして同じ音程、リズムでピピピ、と弾くと会場は爆笑。
そこからは、スタスさんのいたずらっ子のようなパフォーマンス。
ピピピ、がソロの曲の中にたまに顔を出す。
もうすっかりリラックスムード。とうとう、次の私たち二人のデュエットの時にも及んだ!
今からデュエット曲を弾こう、と言う時になって、またまたピピピ、とおふざけやった後で、、
これやっちゃおう、と前述のフランスミュゼット即興合戦がいきなり始まったのでした。
こちらも丁々発止、でもこれ以上の楽しいことはない思いで弾いているとそれがお客さんにも伝わって、お客さんは身を乗り出して聞いている。終わったらわあ~~っ!と歓声が。
こんな流れのコンサートでした。超超楽しかった。
コンサートの成功は、支えてくれる共演者のおかげでもあります。
今回友情出演してくれた、海老原千春さん、Dani Keikoさん、そしてスタスさんのマネージャー秦恵さん、三人の方々に心よりお礼申し上げます。
オープニングのトリオの写真、演奏は私のオリジナルの「ラブ・オーガニック」。
そして、最後の全員のアンサンブルは、ロシアの曲。
私は今回大いに刺激を受け、学ばせていただきました。これからもますます頑張ろうと思う次第です。
最後にスタスさんとの記念写真。またの競演を楽しみにしています。
是非次の時はたくさんの方々にいらしていただきたいです。