裏道はまだ溶けきらない雪がありバイクで出かける雰囲気ではないから、暇つぶしにYBRの整備を
ちょっとだけやっておいた。
ご老体バッテリーは先日の検査でどうにか延命できそうだけれど、せっかく液を注入した新品のMFバッ
テリーがあるので交換しておいた。
さすがに新品とあって一発始動。
ついでに10分ほど暖気してクランクケースが生暖かくなった頃を見計らってオイル交換をする。
久しぶりに時間をかけてできるだけ古オイルを排出させて、買い置きしておいたホンダの部分合成オイル
G2を投入。
厳冬期なので粘土は10W-30で十分だよ。
以前は冬季に普通の鉱物油10W-30で間に合わせていたけれど、昨年夏の運用から部分合成を使い出
して、感触の良さに今季は部分合成を試す事にしたよ。
まあ、セールで安かったのものあるけれどw
一応5分ほど暖気させてからエンジン切って1分くらい放置した後に油面を確認すると、当たり前だが
規定範囲内に収まっていた。
YBRは1Lが規定量なのでなにも考えなくてもいいけれど、実は過去に別のバイクでとんでもない失敗を
やらかした事がある。
なんと、ドレンボルトを入れ忘れたまま新品オイルを投入したはずかしい過去があるんだw
どうなったか?って?
幸いドレンホール下にまだオイル受けがあったおかげで路面に撒き散ら惨事にはならなかったものの、
泣きたくなるわ自転車を飛ばしてまた買いに行ったりで、フラッシングにもならない捨てオイルになった
失敗から学んだ事は「必ず再確認する」事だった。
思い込み作業の怖いところは、早く仕上げようとして途中の行程をすっ飛ばして大失敗につなげる事。
オイル交換で一番怖い失敗はたぶん、ドレンボルトを締めてオイル受けを片付けているうちに新品オイル
の投入をすっかり忘れてそのままエンジンを始動してしまう事だろう。
そんな致命的な失敗をしないためには、新品オイルを片付け作業の邪魔になる場所に仮置きして、イヤ
でも手にとらないといけないようにしておく方法がある。
バッテリーとオイル交換を済ませたけれど路面はまだ残雪もあるから今日はこれでおしまい。
ついでにチェーンのメンテでもすればいいんだけど、寒いしメンテ用品を作業場に持参するのを忘れたから、
次回乗り出すと時にやろうか思う。
今週も微妙な天気予報で、もしかしたらまた降雪でしばらく乗れないかもしれない。
せっかく治ったYBR号だけど、もうしばらくの間は寝ててかまわないよ。
オイル確認窓が結露していたので、オイルをじっくり温めてやって、タイヤの空気圧をチェックしておきました。
街中は路面がもう十分乾燥していましたし、山の方に行かなければバイクでも大丈夫ですね。
また今週末は雪になるかも知れませんし、今日は千葉で更に10cmの積雪があったとか、横須賀でも降雪があったとか聞きますし、しばらくは油断出来ませんねぇ(´・ω・`)
裏道はまだまだで、除雪した雪を路上に投げて車にひかせて粉砕
させようとする人が居るので、溶けるまでは通れません。
当分はおとなしくしようと思ってます。w
単純な質問ですが我がGが最近クラッチレバーを握るたび(走行中)にニュートラルランプが点いてしまいました。
配線図を見ると逆流防止ダイオードが原因なのではと考えています。
雷太さんはどう判断されますか?
ギヤがニュートラルの時はランプは正常に働きます。
ダイオード自体がショートモード(短絡状態)であったり、ダイオードの配線や
コネクタがショートしてる場合はそのような症状が起きると思います。
ダイオードの実装位置はメインハーネスに巻かれてるテープの中に隠れてるはずですから、
シートとタンクを外してハーネスをよく観察し、「妙に四角く膨らんだ箇所」が実装位置です。
たぶん、ジャバラのパイプ(コルゲートチューブ)の出口(タンク下部)にあると思います。
テープを端から丁寧にほどくか慎重に切り開いてコネクタからダイオードを引き抜き、テスターで順方向、逆方向の
動作チェックをおこなってみてください。
ダイオードのテストが正常ならば配線ショートが考えられますが、端子の腐食による緑青やサビが有りましたら
掃除してみてください。
ヤマハの部品検索で純正の「5VL-H1980-10」が一応引っかかりました。
[5VL-H1980-10 ダイオード アセンブリ 336円 あり]の結果ですが、もしもお店や通販で注文してダメだった
場合は現行セロー250の部品が同型で機能も同じですから流用してみるのも手です。
[4WA-81980-00 .ダイオード アセンブリ 924円 あり ]
電子部品の入手に長けてるようでしたら、電流容量1A以上・耐圧50V以上の整流用ダイオードを入手して
250型平型端子オスを圧着して代わりに使用する方法もあります。
ハーネスに巻き戻すテープはできれば「ハーネステープ」を使うと粘着が溶けずに耐性が高いので、
アストロプロダクツなどで売られてる安い物でも入手してみてください。
ちょっとやっかいな故障ですが、クラッチ操作ではっきりした変化が起きてるので、クラッチスイッチではない
のが救いでしょう。
とにかく、一度ダイオードを確認してみてください。
早速ハーネスをばらし、ダイオードを確認し電気屋の友人から貰ったダイオードに付け直したら治りました。
ご丁寧な回答に感謝いたします。
今回はありがとうございました。
この手の故障は机上ので特定が意外と難しいのでお手柄でした。
しかし、他車でもあまり起きない故障です。
でも、壊れて事例は検索すると見つかるので、シリコン半導体とは言え完全永久保証な部品ではないってところが今回よい事例になったようです。
防滴・防塵のためにテープで巻き込むのが裏目になって、普通は見つけにくいのがYBRらしいw
とにかく、即効で直した行動力の勝利でしょう。
ドレンボルトを抜いて、オイルを排出し、オイル注入口を開けようとしたら……
開かない、動かない。
ペンチでつまんで無理矢理回したら、劣化していたのかムリムリッと根元から折れてしまいました。
新しいオイルを入れられず、古いオイルは排出済み。
結局、バイク屋まで押して持って行きました。
オイル交換の際は気を付けましょう。
それじゃ、オイル抜く前にいったん外しておくことで防ぐしかないですね。
YBRのオイル蓋ってOリングがギリギリ細いのでつぶれ感覚がほぼ無くて、ちょっと強めに閉め込むと固着しやすい気がします。
wikiにも書いてある水道用Oリングが具合よくて、つぶれ感触が分かりやすく、締め込み具合も楽に手に感じ取れました。
とにかく、作業に油断大敵ですねぇ・・・