ちょっとした機会に恵まれてやっとYBR125KGのオーナーさんと出会えたよ。
そこで前から気になっていたG系のアレコレを調査させてもらった。
特に気になる無印やKとGやKGのフレーム構造違い。
キャスター角を決定する要因のひとつであるハンドルステムの角度を比較してみた。
両車種間で角度は一致して変わりは無い。
これで無印をG化するための基本はフロントフォークの換装だけって事になる。
長くなる分、キャスター角が寝るので走りに影響するはずだけど、完全なるG系に
乗ったことが無いから試乗させてもらったよ。
特に困るような癖は皆無だった。
立ちが強すぎとか曲がりにくいという印象は感じ取れない。
試しにスラロームや8の字、定常円旋回なんかもやってみたが、困るほどの癖は無い。
ただ、若干だけど倒しこみに遅れがあり、スパッっと寝かすのは苦手のようだった。
オフ車の挙動に似てる感じなので、積極的にきっかけを与えつつ行えば無印並の
動きは可能。
以前、無印にG系フォークを付けた車両に試乗した時は立ちが強くて寝が弱く、低速安
定性が著しく欠けていたので、G系はそんなものかと思い込んでただけに、良い意味で
裏切られた感じだ。
フレーム側のステム角が同じで、構成部品中のロアーブラケットにも角度を付けるよう
な設計・仕様になって無いから、なんとなく夢に描いてたG化プロジェクトを始動しそう
になってる。
さて、色々下調べと準備でもしようかな?
うちのはハンドルの”ぶれ”(ウォブル?)がだんだん大きくなって来るのです。
両手放しヤエーしなければいいのですが。
フロントちょっと長くしたらもう少し安定するかと思ったり。
ブルブルするシミー現象はミシュランM62が減った時に起きました。
・Fタイヤを曲げる癖によりる片減り
・タイヤ自体の偏摩耗や摩耗による特性変化
・Fブレーキの引きずり
・フォークの平行度が崩れてる
・ハンドルステムベアリングの動作不良
・ハブベアリング不良
などが主な原因になるようです。
とりあえずノーマルフォークのまま、原因を特定してからでないと
G系フォーク導入効果は半減するでしょう。
たしかにG系の直進安定性は優れてましたよ。