YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

手押しポンプの改良

2014年11月08日 | バイク一般

タイヤ交換前に愛用の空気入れに改良を加えたよ。

元々は自転車用手押しポンプで今や廃業してしまったメイダイ製
小学生の頃から愛用してるのでかれこれウン十年経ってるけれど、中のポンプカップやホースを交換
しながら現役で大活躍している。
メイダイポンプは昨今の輸入安物品と比べてかなり頑丈にできてるので、自転車マニアの間でも古い物
をだいじにメンテしながら愛用してる人が多い。

ホースは外径8mmのエアー配管用に変えてある。
ゴムに比べて膨らみが無くてしっかり入れられるし耐久性抜群。

ナイロンやポリウレタン製でホームセンターのエアーツール売り場でも切り売りされてる汎用性の高い
ホースだ。

先端には自転車用の米式アダプターを付けていた。

このままバイクやクルマの米式バルブに使えるし、自転車の英式や仏式バルブには、さらにアダプター
付ければ良い。

ところがこのアダプターがちょっと曲者で、外す時に引っかかりがあり、せっかく入れた空気がシューシュー
抜けてしまう時が多々あった。
そこでコンプレッサー用エアーツールのタイヤチャックに交換して付け外し作業の改善をしてみる。

ワンタッチで付け外しできるタイヤチャック。

AP タイヤクリップチャック 1/4 350円也。

ところがこれに外径8mmホースは細すぎて付けられない・・・

そこでエアー配管用の継手とシールテープも用意した。

これもホームセンターのエアー配管売り場で見かける。
8mm用ワンタッチ継手は0.9MPa(900kPa)まで耐えられるので、せいぜい300kPa程度しか使わない
バイクには余裕の規格だ。

チャックのホースニップルを分離する。

継手のサイズは1/4インチ(2分)という規格で、色々な継手を組み合わせられるよ。

継手のネジ部に配管用シールテープを4~5周巻く。

これでしっかり気密が保たれる。

タイヤチャックにネジ込む。

スパナを2本使ってしっかり締め込む。

ポンプのホースを差し込む。

ワンタッチ継手は差し込むだけでしっかり気密保持される構造なのだ。
抜きたい時は赤い部分を押しながら抜くわけだけど、ちょっとコツがあるので詳しくは継手メーカーのサイト
かエアー配管関係の資料でも検索して勉強すると良い。

これで簡単にタイヤへの脱着が出来るようになった。

一度使ってみると使いやすさに感動し、タイヤの空気圧管理を気軽に実行できるようになるだろう。

あ゛、自転車はどうしよう?

手持ちの米式→英式アダプターが適合しなくなったので困ったな。w
倉庫にもう1本、サブタンク付の自転車ポンプがあったのでそれで行おう。
色々継手を組み合わせて取替え式にしてもいいけれど、そこまでやるほど頻繁に使わないのでこの
ままメイダイポンプはバイク専用で働いてもらう事にした。

後で調べたらこんな米式→英式変換アダプターがあるようだ。

こんど自転車屋さんに寄って買っておこう。

雨が降らない内にタイヤ交換を終えねばならない。    つづく



2 コメント

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ずいぶん長持ち (こひきあ)
2014-11-09 07:14:39
こんにちは。ずいぶんベテランポンプなので驚きました。
私は縁と運が薄いのか、自転車用の手押しポンプは、買って何度か使うと直ぐ壊れる、の繰り返しです。
特に使い方に問題があるのじゃないと思いますが、近所のホームセンターなどでよく売っているやつです。
今回の記事を参考にホームセンターか自動車部品屋さんで探して、アタッチメントを作ってみようと思います。
こうした工夫をしておくと便利ですよね。
さて、昨日は寄居町、東秩父村のいつもは通り過ぎる小道や、休日は必ず渋滞する国道の回避のための林道を事前に地図で確認してから出掛けました。
思いがけず、求めていた「紅色」に出会いました。生憎カメラを持参していなかったのですが、曇天なのにあまりの鮮やかさでしばらく見入るほどでした。
今月末まで楽しめそうです。
オフロードも少し試してみましたが、いろいろな携帯装備があると心強いものですね。
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長持ちポンプ (雷太)
2014-11-09 10:01:29
雨に当たらないような保管場所して長持ちさせてます。
中のポンプカップは消耗品で、時々シリンダーに潤滑オイルスプレーを吹いておくと長持ちしますね。
私のメイダイポンプは元々革製カップが付いてて油分が乾くと漏れてました。
オイル塗布で直したり再度革製に交換しながら年月が経ったんですが、ゴム製カップに交換してから
気密漏れの頻度が少なくなり、近年はゴムカップで補修してます。
昨今の製品でもオイルメンテやシリンダー、カップの掃除をしておけば長持ちするかもです。
とにかくこの手のポンプは最初にホースに亀裂が入ってダメになる例が多いですね。
ホースを含めてタイヤバルブチャックに交換すると良いでしょう。


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