YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

キャブ車終了~

2019年07月01日 | バイク一般

 帰宅後、気になっていたことを思い出して調べてみた。
中国ヤマハ(重慶建設雅马哈)のホームページにアクセス。

 マニュアルトランスミッションの二輪車が3種類まで減って
居たよ。

125cc版は全て消えた。
残ってるのは
・YB150Z
・YS150
・YS250
の3機種のみ。

 前に中国在住の読者様が7月からEURO4規制以前のキャブレター
式バイクは中国国内での販売が禁止になるとの情報を頂いた。
それが実際に行われたみたい。
結果、今日からしばらくは国4規制式のブルーコアエンジンとFIを
組み合わせたモデルに絞られる形なんだろう。
どういう事情が不明だけど125cc版も廃止になってしまった。

 部品の情報源として役立つパーツカタログは閲覧・ダウンロー
ドできるのか確認してみた。

一応、直近の旧型モデルは全て健在だけど、これも何時DLできな
くなるか不明だから、興味のある人やこれから入手予定の人は
急いで手元に保存しておくと良いと思う。
それにしてもこんなに沢山の種類を製造販売していたんだな。

 我がブログで見慣れたこのエンジンを搭載したモデルはついに
絶滅するのか?

実は製造元の重庆建设摩托车股份有限公司(CHONGQING
JIANSHE MOTORCYCLE CO.,LTD.)は海外へも正規輸出して
いる。
近年ではパキスタンやベトナムへの輸出も盛んだし、他に部品
単位や車体、エンジンアッセンブリーも輸出している。

 今回の販売規制は中国国内向けの事なので、相手国がまだ
規制をしない限り部品に関しては少しずつでも製造されるだろう。
当然、現行で走っている旧車もあるからタオバオなどの部品店舗
がいきなり止める事は無い。
政治と商売は別腹だからな。w

YBRと名の付く車種はYBR150Zだけになり、YB125SPに関して
は1世代で終了になったことになる。
今後次世代モデルが少しずつ出て来るか、あるいはスクーター型
に集約されるか見ものである。

 これから購入を考えてる初心者は単に安いからと買わず、出来
ればお金を溜めて最初は国内正規販売車を買う事をお勧めしますよ。
運よく面倒見の良いお店で買えるならそれも有りだと思うけど、こ
の手のバイクは整備・修理に慣れたベテランか機械いじりが好きな
人に向いていると思うのだ。



2 コメント

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さまざまな要因・・・ (こひきあ)
2019-07-03 22:44:07
こんばんは。
工業製品の製造の自動化が進むことでコストは下がりますが部品個々の交換などはASSYごと交換する、という方向にゆくのはどんな分野の製品にも当てはまることだと思います。そうなるとマニュアルトランスミッションはマーケット自体が縮減方向で、少品種に集約せざるを得ないのは必然で、残念ではありますがその状況に折り合いをつけてゆくしかないと思います。
既に4輪普通自動車分野はほぼほぼATですし。
日本では若年層がAT限定免許当たり前、のご時世でもありますし、リターンライダー世代以外は確実に二輪(特にマニュアル)離れは普通です。
と、そんなこんなを考えながら記事を拝読しつつ自分のYBRとの、いつか来るであろう「お別れ」についてあれこれと・・・
手放すつもりでいろいろ探していましたが、この記事でいよいよ踏ん切りがつかない自分と向き合うべきかとも思いつつ、未練グヂョグジョ。
クゥ~~~~~★
バッテリーを格納しているカバーのシリンダーが欠損して養生テープで止めようが、後部LEDウインカーがひしゃげようが、毎日車体をシートでカバーしているのに錆が目立つようになろうが、センタースタンドが、後ろのめりで使えなくなろうが、新しいリアサスが大胆な加工なしには取り付けられなさそうと判明しようが、何のかんのと言って今のエンジン音が今までで一番鼓膜に響いて心地良いことから離れられるか・・・
心から楽しいバイクライフを送っている今日この頃を当たり前とし過ぎていたんだなぁと気付かされました。
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Unknown (雷太)
2019-07-04 22:00:58
中国の国策なので外野がどうこう言える立場に無いんですが、むしろ今までよくキャブレター車を販売していたと思います。
とにかくYBRの部品に関してはまだ入手できるので、ご心配なら今のうちに修理部品を購入すると良いでしょう。
返信する

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