YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

拭き掃除の防錆効果

2020年10月04日 | バイク一般

 今年はコロナ禍と猛暑で梅雨から夏にかけてバイクに
乗る機会が少ない気がするけれど、そんな時に保管方法
の差でメッキ部品などの錆の発生率に違いが出るはず。

 某国産車の一例。





4月から10月までの半年間に一回も乗らずバイクカバーを
掛けたままで、台風でめくれたりしても放置状態。
ピカピカだったのが点錆や擦れキズの場所で錆が成長して
こんな状態になってしまっている。
国産車の品質でさえ、こんな事は起きてしまうのだ。

 俺の保管方法も普段はバイクカバーを掛けている程度の
野ざらし駐輪なんだけど、最低でもひと月に一回はカバー
を外して乾燥と拭き掃除をして状態確認をしている。
ついでに水置換型防錆オイルをウエスに吹いてからメッ
キ部を軽く磨く程度。
本格的な水洗車は半年に一回程度かな。
これだけでも点サビや目立ったサビは起きない。

 便利な拭き掃除ミトン。

手にはめてササっと埃を掃ったり、防錆スプレーをかけ
て拭き掃除。
車体全体でも5分程度で済ませられる。
これで低品質な中華メッキでも錆知らずで今もピカピカ。

 普段見ないフロントフォークのインナーチューブ。

フォークブーツをめくって上へずらすと走行時に摺動する
場所は露出するから、よく観察しながら軽く拭き掃除。

 上部も目視。

実は放置するとここが一番錆やすいのだ。
梅雨入り前に防錆処理をしていたおかげで点錆も無い。
だけど油断できないから普段から時々防錆拭き掃除をす
る事をお勧めする。

 人それぞれ事情があって放置期間が長くなってしまう
場合はある。
可能ならばせめて拭き掃除と防錆処理をひと月毎に行って
あげれば、いざ久しぶりに乗るタイミングで気が滅入る
事がなくなると思うよ。
国内バイクメーカーでさえ歴史的保存の車両を毎年、表に
出して乾燥と掃除や防錆、燃料入れ替えや試走をしながら
「動態保存」をしている。

 久しぶりに乗ろうとしたらチェーンやフォークが錆びて
いて、整備や部品交換だけで乗る機会を失ったらもったい
ない。
時々確認拭き掃除は5~10分、長期完全放置後の修理は数日
と数万円の余計な出費。
どちらが結果的に得かな?



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