YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

GP-110試走

2014年04月19日 | YBR125ツーリング

すっかり感覚が麻痺したようで、何のためらいも無くチューブレス状態
で装着したGP-110。

替えたIRC GP-110 4.10-18 は純正サイズよりもかなり太い。

迫力あるフォルムではあるが、その分少し重い加速にはなった。
だがしかし、いつもの急坂も特に苦労することなく登ってくれたので、舗装路では合格点だと思うよ。
空気圧、前後共に175kPaに設定して走りだしてみたけれど、独特のトレッドパターンのおかげなのか
GP-1 3.00-18よりもロードノイズは静かな印象。

さっそくGP110で慣れた未舗装林道を走ってみたよ。

道志みちの脇にある林道にまだ雪が所々残っていった。

開けた場所で休憩。

砂利道でもそれなりにグリップしてくれて、すり減ったDURO HF-329よりもはるかに安定してる。
ただし舗装路用の空気圧ではちょっと跳ねる傾向があるので油断できない。

試しにオフロード走行のテクニックの一つである空気の減圧をやってみた。

前後共に100kPaに減圧してみる。
携帯ポンプを持参してるので、もしもたわみで隙間が発生して圧が抜けても対応できる。
走りだすと驚くほどグリップが向上し、グイグイ上るしコーナーもリーンアウトで曲がりやすくなった。
減速もリアブレーキのコントロールがしやすくなったぞ。

舗装林道経由で違う枝道林道へ入ってみた。

途中、赤土の泥広場があったので入り込んで見る。
GP-1ではちょっと泥詰まりで滑ってたこの場所だけど、GP-110はそこそこグリップしてくれる。
トレッドの泥詰まりも起きていない。
むしろフロントのミシュランM62が負けてるぐらいだw

杉林の落ち葉あふれる林道を試走してみる。

フカフカ+砂利の変化あふれる路面だけど、トコトコと無理な速度を出さなければまったく問題なし。
レーサーぎどりでかっ飛ぶと谷に落ちて遭難するからなぁw

ガレ場のある路面も走ってみた。

空気圧を低くしてるのでハネも少なく、よくショックを吸収しつつ上ってくれた。
ただし、トライヤル同様にラインどりは早めに決めて、無理なギャップ通過はしないようにするのがYBR的
林道走行だと思う。

舗装林道へ戻ってクネクネ道を走るとタイヤ減圧のためにちょっとコーナリングが落ち着かない。
舗装・未舗装共にこなせる空気圧は130~140kPaくらいかもしれない。

トイレ休憩ついでにパナレーサーの携帯ポンプで175kPaに戻して帰路を目指す。

よほど長い林道でないかぎり、150~180kPaくらいで固定していいかも?

出発間際にYSS 340mmリアサスペンションを最弱から1段硬めにセットしてたが、林道へ入る前に
タイヤハウスとの干渉を確認したら少し接触した跡があった。(汗)
最弱から3段(5段の真ん中)にセットしなおして各林道を走破し、干渉具合を確認すると今度は大丈夫。

今回の林道走行後のストローク長は50mm。

バンプラバーを下げてから走って、その後の位置で振り幅がわかる。

タイヤハウスの最接近場所とタイヤ間を測ってみる。

約60~70mmあるのでタンデムや大荷物時には最強にセットする必要があるだろう。

舗装路を快走して感じたのは、タイヤが太くなったおかげで細かいギャップの突き上げがかなり減った事。
疲れ方が違う。
60㎞/hでのエンジン回転数は5速で4600RPM、4速で5200RPM。
純正サイズと比べて少しワイドレンジになった感じで、ギアチェンジの忙しさが緩和されたと同時に町中で
3~4速がかなり使いやすく感じる。
トルクピークからパワーピークまでの回転範囲内にうまく収まりやすくなったのか、ますますツアラー的な
要素が強くなってきた。



タイヤは太いが正義!教には入信していないが、YBR125に合う好みのタイヤをひとつ
見つけたと思う。