YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

FタイヤにM62

2013年09月23日 | YBR125整備

我がYBR号のリアタイヤ選定で悩んでるけれど、フロントタイヤもそろそろ限界になってる。

IRCのGP-1は本当にダート走行で威力を発揮してくれた。
まあYBRだからオフ車同様とまではならなかったけどね。

ご覧のようにもう限界w

舗装路でのグリップが意外と良くて今後も候補の内に入れておきたい種類だけど、次のタイヤは前から1本
ストックしておいたミシュランM62で、現在のリアタイヤと同じモデル。
M62は新品時に装着しやすいようにビード幅が狭めに製造されていてダンロップ系と同様、装着しや
すいけどエアー充填時に密着しにくくてビードが出しにくい印象はあった。

そこで保存してる期間に余ってたタイヤチューブを中に入れて膨らませておき、ビード幅が広がるように
癖を付けておいた。

チューブをある程度膨らませてから円の中心に向かってちょっと引きずり出して、さらに膨らますとビードが
うまい具合に広がる。

チューブレス化のきっかけになったパンク時のチューブを捨てずに修理しておいたのが、こんな流用で冶具
として役立ち、IRC並に広がって自転車用空気入れでも簡単に膨らませられた。

今回もチューブタイプだけどチューブレス装着。

M62のニックネームはガゼル。

ちゃんとサイドウォールに俊敏そうなガゼル君が居るw
俺に似て肉食系には弱いが逃げ足はめっぽう速いタイヤなんだろう。

ちょっと近所を徘徊してみたけど、GP-1と比べた印象は

・ロードノイズは静か
・少し立ちが強いけれど適切な速度で体重移動させれば吸い付くように曲がる
・新品のGP-1と同様に始めてCB400SFに乗った印象に似て、セオリー通りの体重移動と外ひざを
 内側へ
押しこむ曲げ方をするとスパッと旋回できる。

GP-1は最初に癖っぽい印象を受けたが、やがて車体や走り癖にあった断面へと消耗し、最後の方は実に
素直な旋回になったのでM62も走り込めば癖が緩和されるであろう。
これで前後M62になったわけだが、次期リアタイヤ候補のDUROが来る前にフロントタイヤの皮むきと習熟
をしてDUROの印象を感じ取りやすくしたいものだ。

皆さんのほとんどは先にリアタイヤが消耗し、純正チェンシンから履き替えるだろうけどフロントタイヤが純正
のままだとリアのグリップ力向上のおかげで押出しが強くなり、山道や雨天時にフロントが負けて滑りやすくなる
可能性が高くなるかもしれない。
できるだけ早くフロントも履き替えた方が安全面やバランス的に良いと思うよ。