今、パッケージを見たら正式名称がAZチェーンルブLongLifeなんだなw
ルブと言うと缶スプレーチェーンオイルを連想してしまうけれど、ルーブリカント
だからメーカーが正しい。
さて、昨夜は実験なんかしてみて期待にドキがムネムネしてる雷太なので本日
YBR125のチェーンに注油してみた。
とにかく新しいオイルだから久しぶりにチェーンクリーナーを使ってチェーンの掃除
を入念に行う。
ついでに飛び散りが蓄積するフロントスプロケット周辺でも確認しようかとスプロケット
カバーを外してみると、ごらんの様に泥化した飛び散りオイルでいっぱいw
これはパーツクリーナーなどを吹き、割り箸にウエスを巻きつけて拭き取ると楽に掃除
できる。
スプロケットカバーの裏もきちゃないw
ここの掃除が一番面倒なんだよ。
YBRのスプロケットカバーは成形時のバリが激しく残っていて、ウエスで拭く時に
引っかかり、細部まで行き届かない。
前から気になってから思い切って彫刻刀でバリを全部取り除いて平らにした。
これでやっとジャパンクオリティになったw
掃除が終わったので注油してみる。
詳細な注油方法は割愛するが、チェーンは基本的に動く部分全ての隙間を狙って
注油するのが良い。
ただし、俺の場合は注油スパンが短い時にはプレート間とローラー部は片側しか注油
しない。
どうせ動いてる時に奥まで浸透してくれるからって事。w
今回はオイルの種類変更なので両側注油を行った。
全周注油後、隙間へなじませるためにタイヤを10周くらい回してた時に気づいた・・・
糸引きがほぼ見られない!!
これはすごいぞ!
チェーンソーオイルの時には納豆のごとく、スプロケットからチェーンが離脱する付近
で細い糸引きが何本も起きて風になびいてタイヤや俺に飛び散ってたけれど、
このオイルはそれが起きないのだ。
さすがチェーン専用品!
チェーンソーオイルよりも粘度が高いのに糸引きが無いなんて、AZの技術力には
脱帽した。
エンジンオイルにオイルトリートメントを混合させたオリジナルブレンドでも糸引き
に悩まされていたので感激しちゃったよw
なじませた後、チェーン表面の余分なオイルをウエスでよく拭きとって完了。
さっそくいつもの山坂道へと向かった・・・
約50㎞走ったところで小休憩しながらチェーン周りを観察するとスイングアームと
メインスタンドに飛び散った跡が見つかった。
高速回転の遠心力で余分なオイルが飛び散るのはお約束で想定内。
しかし、タイヤのサイドウオールやホイールには飛び散り跡が無い。
糸引きが無いおかげなのか、遠心方向以外には飛び散らないのかもしれない。
持参したウエスで飛び散りオイルを拭き取り、さらに50㎞走って再確認すると
スイングアームには飛び散り無し。
メインスタンドに数滴の跡があるだけで落ちついたようだ。
チェーンソーオイルの時にはこの季節から暑さの関係で粘度が下がって、なかなか
飛び散りが収まらなかったのでバイク用はかなり優秀だと思う。
うっすらと油分が残ってるから次回の確認注油はガソリン給油のタイミングである
500㎞走行後に行う事にしよう。
これでバイク用潤滑剤 AZ チェーンルブLongLife はお気に入りアイテムの
一つに加えることとなった。
少し肌寒い風が吹く桂川のほとりで新緑を満喫してから帰路についた。
みなさん、チェーンの掃除と注油と張り調整、非力なYBRには特に重要ですよw